え!マジ!?横綱の退職金ってそんなに貰えるの?!
お相撲さんは寿命が短いのに、たくさん退職金がもらえると言いますね。
若い頃から身体をはってやっている仕事ですから、当たり前と言えばそうなのかもしれませんが、
横綱や他の力士って、退職金で幾らくらい貰っているのでしょうか?
横綱の優勝賞金はいくらなのか?
優勝賞金は?
・幕内最高優勝→1000万円
・十両優勝→200万円
・殊勲賞、敢闘賞、技能賞→各200万円
私はゴルフが大好きで良く見るのですが、ゴルフで優勝すると何億ともらえますよね。
ゴルフに比べて、身体をはって戦っている力士たちの優勝賞金が1000万円というのは、安過ぎではないかなと思います。
ですが、横綱の年収は約3000万以上なので、年に6回行われる本場所に優勝すると、1億近くの収入になります。
懸賞金は?
おもしろいのは、懸賞金です。
横綱や大関同士の好取組の場合に、懸賞旗と言われる企業の名前が書かれた大きな旗が、土俵の上をいくつも回る事がありますよね、あれです。
一本62,000円が提供されるのですが、力士にいくのは3万円です。
取り組み後、勝った力士に渡されます。
これは勝つ甲斐がありますね。
横綱は休場しても給料が払われる?
休場した時の給料は?
もらえます。
年収約3,000万以上なので、これはもらえますが、懸賞金や優勝賞金が入ってこないので、随分減給になりますね。
東横綱稀勢の里が九州場所でも休場し、4場所連続5度目の休場になります。
稀勢の里は5月の夏場所を途中休場、7月の名古屋場所で左足首を負傷してこれも途中休場、秋場所は全休でした。
2場所連続で3横綱不在というのは、昭和以降初で国民みんなから残念がられています。
横綱になるまでは必死で目標に向かって頑張れるのでしょうが、一度横綱になると気がホッとするのかもしれませんね。
退職金は?
相撲協会から除名処分された力士は、一切退職金は出ませんが、その他は養老金として出されます。
受給できる力士は、幕内連続20場所以上か、幕内通算25場所以上出場の力士に支給されます。
横綱→1500万円
大関→1000万円
関脇、小結、平幕→763万円
十両→475万円
となっています。
相撲取りの寿命は短いと言っても、取り組みする時のあの音聞いた事ありますか?
巨体がぶつかる時ってものすごい音がしますよね。
それに、倒れる時は手をつけずに我慢するから、顔などに怪我する事もしばしば!
早い時は何秒かで勝負が決まってしまいますが、取り組み直後のインタビューでは、ハーハー息切れが激しくて、良くしゃべれません。
あんなに身体をはって仕事をやってきたわけですから、この退職金でも安いのかなと思います。
それにまだまだ年齢としては若いので、これから生きていくにはそれを元金として何かを始めたいかもしれません。
横綱になると、負け越しても格下げにはなりませんが、周りはすぐ「引退か?」と大騒ぎします。
そのプレッシャーに耐えながら勝つしかない横綱は、相当に大変なのだと思います。
付き人って?
付き人は部屋の状況などによって、人数が変わりますが、本場所は十両で2〜3人、幕内2〜5人、横綱7〜10以上となっています。
見込みのある若い衆を付き人につけて、世話役になるので付き人に選ばれたら嬉しいでしょう。
ちゃんこ鍋を食べている時に、周りに立っておかわりをよそったり、力士をパパラッチから守ってボディーガードとしても働きます。
なので横綱たちは、この付き人にもお小遣いやお年玉もあげているので、横綱の10人以上は結構な出費になるわけです。
まとめ
以上のように横綱の退職金は、1,500万円。
大関では1,000万円。
そして横綱は休場しても、給料は支払われるという事がわかりました。
横綱の取り組みなどを見ていても、あれだけ大きい身体を支えている足腰には、ものすごい負担がかかっているのだろうなと思いますね。
いくら若くても、あの巨体であんなに激しい戦いをすれば、身体に支障が現れるのは当然の事でしょう。