フランス語のブールドネージュの意味とは?丸くならない時にするコツ
ブールドネージュはフランス語で「雪の球」という意味です。
英語ではスノーボールと言われ、雪のように真っ白で粉砂糖が分厚くまぶしてあるお菓子です。
クリスマスにはうちでも必ず作って、パーティの時にお出ししたり、お友達やご近所に配ったりします。
つい先日もお隣りさんから、「今年もあなたのスノーボールお楽しみ〜!」と言われたばかり(笑)
今回はこの可愛らしいお菓子の名前の由来などから、調べていきたいと思います。
ブールドネージュの由来って?
ブールドネージュとはフランス語なのですが、元々はスペインで作られていた「Polvoron 」ポルボロンからきています。
それが色々な国に広まって、ブールドネージュと言われたり、スノーボールと言われたりしているのです。
姿形は違ってもスペインでもクリスマスなどに、このお菓子が良く作られていて、メキシコやイタリアでは結婚式の時にはつきもののお菓子です。
もう一つの説は大昔からイギリスで作られてクリスマスのシーズンに食べられていた、「Russian tea cake」から来ているとも言われています。
どちらにしても真っ白なお菓子なので、真っ赤な箱に詰めて可愛くリボンで飾ったりするので、とてもおめでたいお菓子として知られています。
なのでこのお菓子をもらった人も、作って配った人もその一年は幸せになれるという言い伝えがあるのです。
ブールドネージュ作成!丸くならない時のちょっとしたコツ!
・丸めるコツ
@ブールドネージュを作る時に丸まらない場合は、生地を最初に四角くまとめてみましょう。
それを小さい四角に切ってから、丸めるととても簡単に丸くなります。
@もう一つは、ラップに一つ分の生地を入れて、きんちゃく絞りを作る要領で、ギュギュっとまとめてラップを外すと、可愛いく丸まります。
・レシピ
小麦粉でブールドネージュ(スノーボール)
オーブンを160度にセットしておきます。
常温に戻したバター2カップと、砂糖4分の1カップをボールに入れハンドミキサーで、フワッとなるまで混ぜます。
バニラエッセンス大さじ1と水大さじ2も加えて混ぜます。
そこに小麦粉2カップと、砕いたナッツ類を好みの量入れて、ヘラでかき混ぜます。
直径約2〜3cmの小さいボールに丸めていきます。
鉄板にクッキングシートを乗せて、その上に並べ20分焼きます。
冷えたら、パウダーシュガーを2層にコートします。
グルテンフリーの米粉でブールドネージュ(スノーボール)
オーブンを160度にセットしておきます。
米粉→60g
片栗粉→30g
砂糖→10g
好みのナッツを砕いたもの
サラダ油→25g
牛乳→大さじ1
ボールに上の材料を全部入れて、良く混ぜます。
ポロポロしてまとまらなかったら、少しずつ牛乳を足してみて下さい。
ボール状に丸めて、鉄板に乗せ約15〜18分ほど焼きます。
冷めてから、パウダーシュガーでダブルコートします。
お客様にお出しする時に硬いようだったら、レンジでちょっと温めると、またサクサクします。
うちは基本グルテンフリーの食事なので、以前うちでやったクリスマスパーティで、お客様用に小麦粉で作ったスノーボールと、私たち用に米粉で作ったスノーボールを出したのですが、
なんと大人気だったのが、米粉のスノーボール!
アメリカ人たちに、米粉パワーを見せつけてやりました(笑)
その後はいつも米粉で作っていますが、米粉は後で硬くなりやすいで、後でレンチンすると良いでしょう。
パサパサカリカリしやすいのは、小麦粉の方だと思いますが、私たちは米粉の方が好みです。
そして中に入れるナッツ類ですが、自分の好みでオーケーですよ。
まとめ
このブールドネージュのレシピはたくさんあって、アーモンドを丸のまま一つ入れたりもします。
日本でだったら、きな粉や抹茶が手に入るのでそれらを使って応用して、カラフルに仕上げても良さそうですね。
あとはココアパウダーを使った、チョコレートスノーボールもあるので、ご家族の好みで、色々試してみて下さいね。
そしてこのブールドネージュと一緒に、あなたのクリスマスとお正月のシーズンに、幸せが訪れますように!