ステップファミリーの意味とは?家族が上手くやっていった経験談
私は若い頃に最初の結婚をし、子供をもうけてから子供が3歳の時に離婚しました。
その後、長いことシングルマザーで頑張ってきたのですが、娘が15歳の時に縁あって再婚しました。
再婚した相手はアメリカ人男性で、彼にも子供がいましたが、その子供はもう成人していて、一緒に暮らすことはなく、その点は良かったのですが、私の娘とステップダディである私の夫とは、ちょっとした揉め事がありました。
その経験談をお話ししていきます。
ステップファミリーの意味とは?
まずステップファミリーってどうゆう意味?と思われるでしょう。
これは子連れで再婚した時に生じる家族構成で、実際に血がつながっていないのに、家族になったファミリーの事を指します。
なので私のファミリーの場合は、
私の娘が夫にとって「ステップドーター」
私の夫が私の娘にとって「ステップダディ」
私は私の夫の息子にとって「ステップママ」
私の夫の息子は私にとって「ステップサン」
となります。ちょっと複雑ですね。
ステップファミリーとなり、子供や家族に起こりえる状況
私が再婚をする時に、一番ネックになったのは子供の存在です。
子供に嫌な思いをさせたり、余計な負担をかけたくなかったので、ずっとシングルマザーでやってきたのですが、現実には、娘がティーンエイジャーの難しい時期に、再婚してしまったのです。
最初はやはり、娘もあまり英語が出来ないせいもあって、夫つまり娘からするとステップダディとは、会話がほとんどありませんでした。
ですが、ティーンエイジャーですから、ただでさえ何かと私には反抗していました。。
そしてしばらくして英語がわかってくると、今度はちょっとでもステップダディから注意を受けると、ものすごく反抗して手に負えない時もありました。
そうすると夫も頭にくるので、私に当たってくる、私と夫が喧嘩になる、という悪循環になっていき、離婚も考えました。
ステップファミリーを良い関係にする為に!?
娘との時間を大切にする
娘からすると、今までずっとシングルマザーでいた自分の母親を取られた、という気持ちがあるのです。
なので、夫が仕事中などは、娘と二人の時間を楽しみ、娘が何を思っているのか、
娘が今悩んでいることなど、どんどん娘から聞き出すようにし、娘の聞き相手に徹しました。
夫と娘、両方が楽しめる事をする
夫と娘で共通して楽しむことが、その時はカラオケや、トランプ、映画鑑賞でした。
なので、お休みの日などは特にその様なことを、一緒に楽しみました。
楽しい事を一緒にする時間が増えたので、お互いの会話も増えて、少しずつ理解し始めることができました。
夫の考えを知る
夫と話して気付いたことは、夫が遠慮していたことです。
遠慮していては、娘の人格や性格を理解することはできません。
「積極的に娘のことをわかってあげるように努めて欲しい。」
「私のことを愛してくれているのなら、私の娘も自分の子供のように愛せるはず。」
などと、とことん話し合い、遠慮せずに自分の子供として娘にぶつかって欲しいと頼みました。
それからは、私を通して夫が娘に言っていたことも、きちんと夫から娘にストレートに言うようになり、そのおかげでお互いが言いたいことを言い合える間柄になったと言えます。
時間をあげる
ステップファミリーは、血が繋がっていないのですから、最初は理解できないのが当然です。
小さい頃から一緒に暮らしてきた家族でさえ、喧嘩することがあるのですから。
とにかく時間を与えてあげることが大切です。
私の娘と夫は、だいたい再婚して3年をすぎた頃から、普通の親子のように接するようになったと思います。
娘もどんどんティーンエイジャーから成長して大人になっていきましたし、夫も娘の扱いに慣れていきました。
まとめ
この15年間色々と悩んだり、親子喧嘩したりしてきましたが、そのおかげで今は何でも話し合えるステップファミリーになったと思います。
夫も娘もお互いのことを思いやり、心から愛するファミリーに育ったと言えます。
ここで犠牲になるのは、女性のあなたです。
子供のことを思って、再婚を諦めるとか、自分を犠牲にしていませんか?
あなたの幸せが、子供の幸せにもつながるのですよ。
私も勇気を出して、人生を変えて良かったと自分に誇りを持っています。
あなたも思い切って、自分の幸せを掴んで下さいね。