ネコブームの裏の問題に明るい光!?保護猫カフェとは?
最近は大変なニャンコブームが来ていますね。
私もとても嬉しく思います。
私が育つ過程ではニャンコを飼ったことはありませんが、結婚してから野良猫ちゃんを保護して、育ててからはもうトリコになってしまいました。
このように飼ってみないと理解できないニャンコの魅力。
そんなニャンコ達も悲しいことに、毎日保健所では殺処分されているのが事実です。
そこで近年どんどんオープンされているのが「保護猫カフェ」です。
この新しいカフェの仕組みなどについてみていきましょう。
保護猫カフェとは?
2004年に日本に最初にオープンした猫カフェは大阪市北区の「猫の時間」で、それをかわきりにたくさん開店してきた猫カフェ。
基本的にそのカフェにいるニャンコ達は、そこのオーナーのニャンコだったり、ブリーダーから集められたニャンコが多いため、純血種がおもです。
カフェと言われるくらいですから、コーヒーを飲んだり、スイーツが楽しめる場所でもあり、中には本格的なお食事もできるカフェもあります。
衛生面が気になる人は、食べる場所とニャンコと遊べる場所が切り離されているカフェを選ぶと良いでしょう。
カフェ使用料にドリンク料が含まれている場合もあれば、普通のカフェのように別料金の場合もあるので、事前のチェックが必要です。
ワンチャンと違ってニャンコは、自分の好きな時に好きな人に寄ってくるものです。
なので、ニャンコを引き寄せられるように、オモチャが置かれていたり、有料のおやつが置いてあり、それらを活用して、ニャンコと遊ぶということになりますが、ニャンコを飼った人ならわかるように、ニャンコは良く寝て1日を過ごします。
せっかくカフェを訪れても、ニャンコ達がずっと寝てるかもしれません。
ですが、無理に起こしたり、追いかけ回すのは、ニャンコにとって大変なストレスになるので、絶対にしてはいけない行為です。
そして、この猫カフェと大きく違う「保護猫カフェ」のシステムが、この人間と遊んでくれるニャンコ達の全てが、人間のワガママで捨てられたニャンコだったり、保健所で殺処分をただ待っていたニャンコだったりすることです。
そこから保護されたニャンコ達であふれたカフェなので、「保護猫カフェ」と呼ばれているんですね。
それらの保護猫カフェの運営は、NPO法人主体のところもあれば、地域のみなさんが助け合って運営しているところもあります。
中には個人でボランティアとして運営しているカフェもあるのです。
この保護されたニャンコ達は、健康診断、予防接種、避妊手術がされているニャンコ達で、ほとんどが雑種です。
そして、お客さんが払うこの保護猫カフェの使用料は全て、ニャンコ達を世話をしていく上で必要な食事代や病院費に使われます。
もしあなたが、この保護猫カフェに通って、気に入ったニャンコが見つかったとします。
そして「すぐに家に連れて帰りたいわ」と思っても、あなたが審査に通過する必要があります。
シェルターからワンチャンやニャンコを引き取る時と同様に、ここでもあなたのバックグラウンドをチェックされ、あなたが生涯ニャンコの世話が出来る人なのかという審査が下され、パスすればニャンコは家族になれるのです。
東京の保護猫カフェを紹介!
ネコリパブリック
このネコリパブリックには現在、
「東京 中野店」
「東京 池袋店」
「東京 お茶の水店」
があり、そのほかにも
「大阪 心斎橋店」「岐阜店」「広島店」
などにオープンしている保護猫カフェで、里親が見つかりやすい子猫ではなく、チャンスの薄い大人猫を保護しているカフェです。
それぞれのお店で営業時間や体制が違うので、前もってウェブサイトでチェックしてから出向きましょう。
また「ニャンコを助けたいけど飼えないの。」という人でも、このネコリパブリックではオンラインショップがあり、そこを通してお買物をするだけでも、ニャンコ達の助けになりますし、
ニャンコを観察できるように「ネコギャラリー」の更新も随時行われているので、是非チェックしてみて下さいね。
まとめ
このように実際にニャンコを飼えなくても、色々な手でニャンコを助けることができます。
ニャンコを飼ったことがなくて不安でも、まずこのようなカフェに出向いて、ニャンコとのひと時を楽しんでみると良いでしょう。
何度か通っているうちに、「この子だ!」とあなたに合ったニャンコが見つかるかもしれませんよ。
ただし保護猫カフェに訪れる時は、ニャンコにストレスを与えないようにきちんとエチケットを守って遊んであげて下さいね。