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正月病とはどんな病気なの?モヤモヤ病の症状や日常生活で注意する事

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昔から休み開けに仕事や学校に行きたくなくて、日曜日の夕方には憂鬱になったりしていませんでしたか?

 

私が小さい頃は日曜日の夜にサザエさんが放送されていたので、そのサザエさんを観ると憂鬱になる事から「サザエさん症候群」と呼ばれていました。

 

ですがこの正月病とは、このサザエさん症候群とは、違ったもののようです。

 

今回は正月病別名モヤモヤ病について、症状や日常生活で注意する点などをみていきましょう。

 

 

 

 

 

モヤモヤ病の症状ってどんなの?

実はこの正月病やモヤモヤ病は、アメリカではもう長年たくさんの人が経験している症状なのです。

 

アメリカでは長い長いホリデーシーズンが、秋から冬にかけてやってきます。

 

10月の最後の日のハロウィンから始まり、アメリカ中から家族の元でパーティをするサンクスギビングデーが11月にあります。

 

そしてもちろんその後はクリスマス!子供も大人もワクワク浮かれて楽しい日々を過ごします。

 

日本のようにお正月は大きくお祝いせず、仕事が休みでも元旦の休みがあれば良いくらいのアメリカなので、

 

クリスマスが終わるとドッと落ち込み、また来年のクリスマスまでどうやって過ごせば良いの?みたいな気持ちになるのです。

 

これが日本でいう正月病やモヤモヤ病と同じような症状で、まず何をするにもやる気が出ずに、学校や仕事を休みがちになります。

 

次の日仕事に行かなければならないと思うと、ドーンと落ち込むのです。

 

朝布団から出るのがとても辛く、ずーっと一日寝て過ごす事も少なくありません。

 

家に引きこもりテレビだけを観て過ごしたり、ネットサーフィンをして過ごしたりします。

 

テレビで面白い番組や感動する映画を観たとしても、感情を表す事が出来なくなるのです。

 

それでも食欲がなくなる事はないので、食料がなくなれば近くのスーパーやコンビニくらいは行くのです。

 

でも勉強したり仕事の準備をしたり、アクティブに過ごす事が困難になります。

 

お客様や家族でさえ家に訪れるのを嫌がります。なぜならその人たちと会話しなくてはならないからです。

 

そう、会話さえもしたくなくなるのですね。

 

そうやって社会や家族などから遠ざかり、引きこもっていると家族やお友達が心配するようになり、カウンセリングを受けるよう勧められます。

 

だいたいここでみんな「うつ病」と診断されるでしょう。

 

ですが、これは本当はうつ病ではないのです。

 

 

 

 

 

モヤモヤ病にならないための日常生活

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・言い訳を見つけない

アメリカの精神科医たちがこのような患者に勧める事は、まず言い訳を見つけない事。

 

ここでいう言い訳とは、

「今の仕事に向いてないから、仕事に行きたくないのかも。」

「上司と気が合わないから、仕事に行きたくない。」

「新しいプロジェクトが難し過ぎてプレッシャーを感じる。」

など、

 

本当にそう思っていなくても、人間は仕事に行きたくない理由や、やる気が出ない理由を探しだそうとするのです。

 

そしてその理由を見つけたらその理由のせいにして、仕事に行けないでいる言い訳にするのです。

 

言い訳があると自分がモヤモヤした気持ちがして、仕事に行けない事を肯定できるからです。

 

こんな理由があるから仕事に行けない自分は可哀想!と自分に言い聞かせて、どんどん仕事に行けなくなってしまうのです。

 

なのでまずこのような言い訳を見つける行為をやめて、

 

「朝ベッドから起きたら、美味しいドーナツが食べれる。」

 

とか

 

「職場に行ったら、可愛いあの子に会える。」

 

など何でも良いので、前向きな事楽しい事をイメージしてお布団から出る事です。

 

ネガティブな言い訳を考えていると誰だって気持ちが沈んでしまい、やる気が起こりません。

 

自分の気持ち次第で一日の中で楽しみを見つけ、ポジティブに一日を過ごす事ができるのです。

 

 

・太陽光線を受ける

この正月病やモヤモヤ病は、秋から冬に起こります。

 

これには一日の太陽の日照時間が少なくなる事も、原因の一つだと考えられています。

 

地域によっては夏から冬になると、一日の日照時間が半分以下になる場所もあるのです。

 

太陽光線にはナチュラルなストレス発散効果があるので、朝起きたらすぐにカーテンを開けて太陽の日差しを浴びるようにしましょう。

 

日中は家中のカーテンを開けて、家の中を明るく保ちます。

 

まずは家の中をお掃除したりして、少しずつ身体を動かすようにします。

 

そして慣れてきたら散歩に行ったりして、アクティブに過ごすように努めます。

 

このような生活を繰り返していると、適度な疲れで夜ぐっすり眠れるようになり、朝スッキリ目覚めるようになるのです。

 

この太陽光線のパワーを甘くみてはいけませんよ。

 

アメリカで日照時間が一番少ないと言われるシアトル州では、自殺者の数も全米1位なのです。

 

これは人間に太陽光線が必要だという証拠で、

充分に太陽を浴びれないと、うつ病に発展し、しまいには自殺するというケースが少なくないのです。

 

 

 

 

 

まとめ

今回は正月病と呼ばれるモヤモヤ病の症状や、日常生活で注意する点などをお話ししてきました。

 

症状としては食欲はあるものの、全ての事に対しやる気をなくし引きこもってしまう、うつ病に似たものであるという事がわかりました。

 

今の医学では、プロのセラピストでもうつ病なのか正月病なのか区別がつかないと言われているので、

 

・言い訳を見つけず、ポジティブに気持ちを持っていく

 

・太陽光線を浴びる

 

など日頃の生活環境から見直す事が大事なのです。