かなり走っているけど大丈夫?タイミングベルトの交換時期はいつ?
タイミングベルトとは、
「エンジンのクランクシャフトといわれるものと吸気バルブを開閉するカムシャフトを、連動させるための重要な部品」
だとあります。
車のことにはチンプンカンプンな私には、難しい言葉ですが、車がスムーズに走るには、なくてはならない部品である事は確かです。
では、この大事なタイミングベルトの交換時期って、いつ頃なのでしょうか?
タイミングベルトが切れる前兆って?
タイミングベルトは何の前触れもなく突然切れてしまうのがほとんどなので、その前に自分の車の走行距離が、8〜10km程度。
そして8年以上使っている場合は、交換時期だと言われています。
タイミングベルトは浸水などの影響で、水に濡れてしまうと痛みが早まります。
そしてエンジンがオーバーヒートすると、タイミングベルトに著しいダメージを与える他に、エンジンオイルが劣化していると、エンジン回転がスムーズにいかず、タイミングベルトに大きな負担がかかり痛みが早まります。
ですのでタイミングベルト切れの予防には、エンジンオイルと冷却液の日常の管理が必要になってきます。
タイミングベルト切れの症状と対処はどうすれば?
タイミングベルトが切れると、バーンというすごい音がしてエンジンが止まってしまいます。
予兆も何もないですから、走行中でエンジンがいきなり止まると、とても危険です。
ですので前もってのタイミングベルトの交換が必要なのです。
タイミングベルトだけの交換であれば、修理代は5万円以下くらいでしょう。
でもそれをケチって長い間走行して、タイミングベルトが高速を走っていて切れてしまったとします。
エンジンの中で、ピストンやバルブなどの部品がぶつかり合ってエンジン自体がおだぶつになります。
壊れた部品の修理や交換、エンジンの乗せ替えで多分30万円以上はするのではないでしょうか。
トヨタ自動車では10kmを目安に交換するように勧めていますが、ホンダやスバルでは、それぞれの車で状況が違うので自分たちでチェックするのをすすめているようです。
目で見てベルトにヒビが入っていたりする場合や、「キュルキュル」という音がしてきたらすぐに業者でみてもらいましょう。
日本では軽自動車に乗っている人が多いですよね。
この軽自動車の場合は、普通車に比べ回転数が多いためタイミングベルトが早めに劣化するそうです。
なので走行距離が6〜8kmの時に、交換するのをおすすめします。
ですが、最近の新しい軽自動車のほとんどは、金属チェーンだそうなので、自分の軽自動車はどうなのか確認してみましょう。
女性は特にオイルや冷却水の点検とか、やらない人が多いのではないでしょうか?
オイルが減って走行中になくなってしまったり、冷却水がすごく少なくなってオーバーヒートになると、結構な修理代をとられるのでこまめな点検が必要です。
今はオートマが主流ですが、昔私が運転していたのはマニュアルだったので、半クラッチの使いすぎでクラッチを交換しなければならなかった経験があり、これも大きな痛手でした。
以前運動中にファンベルトが切れた事もありました。
この時は幸いにもすぐ近くのガソリンスタンドまで、走行が可能だったのでそこで止まって修理してもらいました。
ファンベルトが切れるとオーバーヒートの原因になるので、恐ろしいです。
このような事が起こらないように、良く良く車検ではチェックしてもらいましょうね。
私は時々ガソリンを入れる時に、スタンドのお兄ちゃんにチェックを頼んでいます。
私自身で見ても良くわからないからです。
そういえばうちの車はマツダなのですが、CXー7のエアバッグがリコールで、お近くのマツダに持ってきて下さいと連絡がありました。
無料なので来週行って、交換してもらってきます。
まとめ
タイミングベルトですが、ひどい時は火をふいて火事になる事もあるそうです。
車の修理ならいくらかかっても直りますが、事故を起こして人に怪我を負わせたり、同乗者に何かがあっては取り返しがつきません。
軽自動車と普通車ではタイミングベルトの寿命も違うようですから、何か大事故が起こる前のお守りのつもりで交換した方が良いようですね。