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怪しい投資の話ってある?友人が引っかかった本当の話!何が怪しい?

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人間には誰だって欲があります。

 

お金がある人に限って、もっとお金を儲けたいと思うと言いますね。

 

でもそんなお金持ちだけでなく、今や専業主婦やシングルマザー、リタイヤした老人などもインチキ投資に引っかかる時代だと言われています。

 

今回は実際にそういう投資に引っかかってしまった私のお友達の話しを交えながら、どんな人がどんな投資に引っかかってしまうのか考えていきます。

 

 

 

 

 

友人が引っかかった投資の話し

私の友人はシングルマザーで、一人息子を育ててきました。

 

その息子も良い職につきやっと生活に余裕が出て来た頃、有名な金融機関の営業マンが家にやってきたのです。

 

私の友人は気持ちの優しい仏様のような性格の持ち主でした。

 

その営業マンを家の中に入れお茶まで出して、話しを聞いたそうです。

 

最初は投資に全く興味がなかったのに、うまく相手に言いくるめられて約200万円を投資したそうです。

 

営業マンが言うにはその200万円が早いと2ヶ月後には倍になってかえってきますよ、というものでした。

 

ちょうど2ヶ月後に最愛の息子の誕生日があるので、その時に何年も乗っている古い軽自動車を新車に買い換えてあげようと思ったそうです。

 

もちろん息子を驚かせようと思っていた私の友人は、息子に相談もせずその営業マンに200万円を渡しました。

 

次の週には書類を持ってくると約束したその営業マンが来る事はもちろんなく、おかしいと思った友人がもらった名刺の電話番号に電話しましたが、何度電話をしても繋がりませんでした。

 

こんなに簡単に人を騙せるのです。まんまと200万円受け取った男は、もうどこか遠いところへ逃亡しているでしょう。

 

インチキな投資とわかった1週間後には、息子さんに抱きついて私の友人は泣き崩れていました。

 

 

 

 

 

怪しい投資に引っかかりやすい人ってどんな人?

・純粋で世間知らずの人

私の友人のように世間知らずで、人をすぐ信用してしまうような純粋な性格の人。

 

なのでいつも自宅にいる専業主婦にも怪しい投資に引っかかる人が多いのです。

 

 

・お金持ち

お金持ちの人はお金が大好き!

 

自分のお金が増えることだけを考えて生きています。

 

そしてそのお金を増やすためなら、どんな事でもするでしょう。

 

特に親がお金持ちで育ち、世間知らずのお金持ちの子供となるとインチキ投資家のターゲットになります。

 

 

・貧乏な人

反対に貧乏で今すぐお金が欲しい人。

 

なかなか毎日コツコツ仕事をしながらお金を稼ぐ事をしたくない人ですね。

 

このような人は、ギャンブル好きでもあります。

 

 

 

 

 

投資の話しで本当にあった事

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夫の場合

次は私の夫がやってしまった失敗をお話ししていきます。

 

夫は長年不動産関係の仕事をしていて、ハワイのバブル時期も手伝って結構良い生活を送っていました。

 

60歳になった時にガンを患って、退職。

 

少しの貯金はありました。

 

貯金が充分でないのと、将来の不安を抱えていた矢先に夫の同僚だったお友達が、株を勧めてきました。

 

「パソコン上で自分の暇な時間に出来るんだから、最高だよ。俺はもうこれだけで生活してるんだから。」

 

とベンツで乗り付けてそう言って帰って行きました。

 

夫は「そんなに儲かるのか、どうせお金が必要だし体力がないからパソコンで出来るのなら、大丈夫かな。」

 

そんな気持ちで小さい株から始めました。

 

最初は1000円分の株を買って、400円儲けた!と喜んでいる可愛いものでした。

 

その時にまたその同僚が良い株があるよ、と勧めてきたのです。

 

医療関係の企業の株で、今後大きくなるから今が買い時だ!と言うことでした。

 

ほんのちょっと株で儲けていた夫は自信があっようで、そこの株を安いうちに買っておくといって、約100万円つぎ込みました。

 

その後5年たっても7年たっても、その企業の株は上がる事はなく、10年後結局無くなってしまいました。

 

これで100万円おじゃんになってしまったのですが、誰の責任でもなく勧めに乗った夫のせいなのです。

 

 

 

アメリカで超有名な怪しい投資家

アメリカでもニューヨークに住む、とても有名なMadoffというインチキ投資家がいて逮捕されました。

 

ニューヨークに住むリッチな人たちを狙って、銀行に眠っているお金を自分が株で稼いで増やすから、と上手に丸め込んで多額のお金を集めました。

 

例えば1人から1億円預かって、1年後には20%増えてるよ、と言います。

 

そして4ヶ月後に「うまく儲かっているから」と言って増えたお金の分を渡すのです。

 

そうすると本物だ!と思ってその人は自分の家族や友達に口コミしていき、どんどんMadoffの噂が広まりました。

 

彼はもちろん何の資産運用もせず、人から預かったお金を違う人に少しずつまわしていただけなのです。

 

結局4800人のクライアントから総額65兆円と言うお金を盗み取ったとして、今も150年の懲役を受けています。

 

 

 

 

 

まとめ

アメリカにも「too good to be true 」という言葉があります。

 

怪しいと思ったら、本当に怪しいんだよ。

美味しすぎる話しと思ったら、やっぱり怪しいんだよ。という意味です。

 

日本でも「リスクなしですぐにでも、楽に高額収入!」なんてこういう美味しい投資の話しがあったら、きっと怪しいのだと思って相手にしない事です。

 

お金を盗まれないようにするには、あなたがこのような詐欺師より利口になる事が大切なのです。