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今年の関東地方の雪はすごい?雪が降る原因と天候の予想など追求!?

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今年の冬は地球の温暖化と言われているにも関わらず、随分と寒いですね。

 

日本でもアメリカでも記録的な寒さが伝えられています。

 

寒いのは何とか重ね着すれば良いのですが、雪が降ると通勤にも困ってしまいます。

 

今年も雪のシーズンに入ってきましたが、また日本は大雪に悩まされるのでしょうか?

 

 

 

 

 

関東に雪が降る原因とは?

まず関東に絞って雪が降る原因を考えてみると、「南岸低気圧」がキーになります。

 

「低気圧」というのは雨を降らせるものなのですが、冬の寒気の影響によってこの雨が雪に変わる事があるのです。

 

この「南岸低気圧」が、本州の南側を通る低気圧で関東に大雪を降らせる原因なのです。

 

そして「南岸低気圧」が関東の陸地に近づいて通過すると、低気圧が持つ暖かい空気が入り込んで雨が降るのですが、

関東の陸地を離れて八丈島の少し北側を通過すると、雪が降ると言われています。

 

関東地方の気温が6度以下で、南岸低気圧が発達している場合は、関東に大雪を降らせる可能性もあると言われています。

 

 

 

 

 

今年の関東の雪の予想は?

今年の日本全国の雪の予想は、12年ぶりに発生している黒潮大蛇行とラニーニャ現象から読み取る事ができます。

 

日本全国の広範囲で降雪量は平年並み、北日本日本海側では気温が平年より高いため、平年よりやや少なめの予想です。

 

そしてラニーニャ現象が続いている今シーズンは、西日本に強い寒気が流れ込みやすくなるため、西日本の日本海側では雪が降る可能性が多くなるでしょう。

 

また黒潮大蛇行が今後も続いた場合は、南岸低気圧が関東地方に寒気を引き込みやすくするため、関東甲信は平年よりも雪が多い年となりそうです。

 

この黒潮大蛇行の影響で、日本全国に雪が降るピーク時期は、1月末〜2月の初めと予想されていて、

関東平野部で雪が積もる可能性があるのは、1月末〜2月初めと2月後半頃とみられています。

 

 

 

 

 

22日月曜日は大雪?

南岸低気圧が九州から東、伊豆諸島付近を発達しながら進む予想で、普通では雪が降りにくいと言われる太平洋側も雪が降り、

東京や横浜でも雪が積もる可能性があると予想されています。

 

22日未明で雪が降り始め、関東甲信エリア.東北南部では、大雪になる恐れがあります。

 

22日午後になると東京都心でも雪になり、横浜や熊谷でも積雪になる可能性があります。

 

そして関東の山沿いや山梨、甲府では大雪になる恐れもありますので、交通機関のダイヤの乱れや、路面の凍結、または天候のくずれによる停電などに気をつけるようにしてください。

 

 

 

 

 

22日以降の週間予想は?

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22日以降は普段雪の降りにくいエリアでも、雪となる可能性があり冬らしい寒さが戻ってきそうです。

 

日本海側の札幌、新潟、金沢、松江では、曇りや雪の日が続く予想もあります。

 

また沖縄の那覇石垣島では、雲った日が多く最高気温が20度前後と暖かい日が続くので、カンヒザクラの開花が見られそうです。

 

22日には南岸低気圧が発達しながら通過する予定で、関東南部でも雪が降りやすくなります。

 

そして東北や関東北部、甲信では大雪のおそれがあるので注意しましょう。

 

南岸低気圧がその後どんどん発達する予定で、日本列島上空には大きな寒気が流れ込む予想です。

 

そしてこの寒気が長く居座る予想もされていて、24.25日がピーク、その状態が29日くらいまで続くと思われます。

 

日本海寒帯気団収束帯(JPCZ )の影響で、北陸を中心に強雪、大雪になるおそれもあるので、外出が困難になる事を考え、食料や燃料のストックを充分にしておきましょう。

 

 

 

 

 

JPCZって何?

対馬海流という暖流が日本海に流れ込んでいるため、日本海の海水は比較的暖かいのですが、冬になると大陸から冷たい風がこの暖かい海の上を吹いてきます。

 

この後この冷たい風が朝鮮半島の北部.長白山脈で二分されます。

 

そしてその後日本海の上空で再び出会い合流し、風同士がぶつかり合う事で雲が出来上がるラインができるのです。

 

このラインをJPCZと言い、2010年の大晦日に山陰地方で記録的な大雪をもたらしました。

 

JPCZは、東北南部や北陸.山陰地方などに最も影響を与え、鉄道や道路だけでなく船舶など海への被害を与える可能性も考えられます。

 

そしてこのJPCZが発達して寒気が強い時は、内陸部や太平洋側にも雪を降らせてしまうのです。

 

 

 

 

 

雪からの影響

雨になるか雪になるかの予想をするには、上空1500メートルの気温が参考にされ、零下6度以下なら確実に雪になると言われています。

 

この雪が落ちてくる途中で、水分を含み湿った雪になる可能性があります。

 

このタイプの雪はたくさん水分を含んでいて重いため、ビニールハウスを押し潰したり、電線を切ってしまう事もあるのです。

 

路面が凍ると人も歩く時は転ばないように注意が必要ですが、車の走行も著しく危険になるので充分気な注意が必要です。

 

 

 

 

 

まとめ

今年は12年ぶりの黒潮大蛇行とラニーニャ現象の影響で、関東地方は雪が多くなる予想のようです。

 

雪のピーク時期は、1月の末〜2月初めと2月の末頃なのでみなさん良く注意しましょうね。

 

雪の重みで電線が切れて停電になる可能性もあるので、電気以外で暖がとれるヒーターなども準備し、食料やヒーターの燃料のストックもしておきましょう。

 

22日以降の週は、全国的に雪が降る可能性が強いので、天気予報や道路状況をこまめにチェックするようにしてください。