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老犬がかかりやすい病気・老犬の病気の症状|お漏らしする病気は!?

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いつまでも生きていて欲しい愛しいワンちゃんが、老犬になっていくのは悲しい事ですね。

 

人間でも年をとると色々な身体の不調が出てくるように、ワンちゃんも老犬特有の病気が考えられます。

 

私自身も私の娘もお友達も、老犬をかかえていますし、我が家で可能な場合は地元のシェルターから、シニア犬の保護犬を預かる事もあります。

 

今回は老犬に対して私たちが出来る事や、老犬の病気についてお話ししていきます。

 

 

 

 

 

老犬がかかりやすい病気と症状

白内障

白内障とは、眼球内の水晶体が白くにごってしまう状態になる病気です。

 

老犬になるとほとんどのワンちゃんが、この眼の病気になるようです。

 

眼を除きこむと白く見えます。

 

症状としては視力がひどく低下するので、歩いている時に壁にぶつかったりします。

 

私が預かった老犬の中でも白内障の子がいて、うちの床にあるタイルのネジが段差のように見えていたようで、

 

なかなか怖がってタイルの上を歩こうとしないというケースがあり、いつもタイルのお部屋では抱っこして移動していました。

 

 

歯周病

ワンちゃんは歯が悪くなるチャンスが低いと言われていますが、老犬になると歯周病になる可能性が増してきます。

 

歯茎が赤くなっていたり腫れていたり、お口を開けるといつもより変な匂いがするという時は、歯周病の心配があります。

 

食事を食べなくなったとか、噛むおもちゃを噛まなくなった、足で口のあたりをかこうとするなどの行為があったら、すぐに病院に連れて行きましょう。

 

このような歯周病や虫歯にならないようにするには、子犬の時から毎日ハミガキを欠かさない事です。

 

人間用の歯磨き粉にはワンちゃんに毒性のある成分が含まれているので、必ずワンちゃん用の歯ブラシや歯磨き粉を使用して下さい。

 

私は歯みがきと同時にコットンにココナッツオイルを塗って、歯全体をこすってあげています。

 

ココナッツオイルには、自然の力でお口の中の細菌を殺す作用があり、口臭も防いでくれます。

 

 

・ガン

悲しい事ですが人間と同じで、ワンちゃんに怖い病気もガンがダントツ一位です。

 

私がドッグシッターしたラブラドールの子の尻尾に、皮膚炎があったのを見つけて飼い主にお知らせしたら、病院に連れて行ってくれと頼まれ連れて行きました。

 

獣医は色々診察した結果、「尻尾の皮膚炎はノミからの影響だから薬を飲めば大丈夫だけど、お腹にしこりを見つけて調べたらガンだった。」

 

と言われて大ショックを受けた経験があります。

 

その子も老犬でしたが、大手術でそのお腹のガンを取り除き今では、ガンも無くなり元気に頑張っています。

 

 

・関節炎

これも人間同様、年をとると骨がスカスカになってヘルニアになったり、後ろ足が立たなくなったりします。

 

いつもの散歩に行きたがらないとか、ジャンプできなくなった、足を引きずるようになったなどの症状が現れたら、病院で診てもらいましょう。

 

日頃からカルシウムを補給してくれる老犬用のフードや、関節用のサプリメントを与えるようにしましょう。

 

体重のコントロールにも気をつけ、肥満にならないように心がけてあげましょう。

 

肥満になる事で腰や足に負担がかかってしまいます。

 

栄養バランスのあるフードを選んであげて、適度な運動をさせてあげる事が大事です。

 

 

 

 

 

老犬になってお漏らしする!考えられる病気は?

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・加齢による筋肉低下

年をとると膀胱や尿道の筋肉も低下してきて、おしっこを我慢していられなくなります。

 

若い頃はあなたが仕事中もずっと我慢できていたおしっこも、老犬になるとためておけなくなるのです。

 

 

・腎臓機能の低下

老犬になると腎臓の機能も低下する事から、おしっこの量が増えてくる事がわかっています。

 

そのためお漏らしをするようになってしまいます。

 

 

・痴呆症

ワンちゃんも痴呆症になります。

 

私も数えきれないほど、痴呆症になった老犬のお世話をしてきました。

 

痴呆症になると昼間はずっと起きてるのに、夜中突然はいかいし出しお漏らしもするケースが目立ちます。

 

壁に頭を当てたまま歩こうとしたり、夜泣きが止まらなかったりと様々な症状が現れます。

 

まだ自分で起きておしっこに行ける場合は、以前より頻繁に外に出してあげるか、おしっこパッドを置くようにしましょう。

 

それが悪化してきたら、ワンちゃん用のオムツを使うようにしてください。

 

 

 

 

 

治療を考える

ガンが末期だったり痴呆症などの場合は、病院でもどうする事も出来ない場合が多いのが現実です。

 

出来るだけワンちゃんの好きな事をして過ごし、美味しい物を食べさせて楽しく生きていく事を心がけましょう。

 

白内障歯周病などの治療は、全身麻酔がつきものです。

 

全身麻酔は老犬の身体には大変なリスクを伴うので、本当に必要な治療なのか良く獣医と話し合うようにしましょう。

 

私の知り合いもほとんどの飼い主さんが、白内障の治療はやっていません。

 

 

 

 

 

まとめ

以上老犬にかかりやすい病気などをお話ししてきました。

 

白内障

歯周病

・ガン

・関節炎

 

などが老犬に多い病気で、お漏らしするような病気としては

 

・膀胱や尿道の筋肉の低下

・腎臓機能の低下

・痴呆症

 

などが考えられる事がわかりました。

 

私のお友達の中にも、老犬になってワンちゃん用の車椅子を作ったり、乳母車に乗せてお散歩している方もいます。

 

ワンちゃんもあなたの家族の一員です。

 

老犬になると色々とお世話が大変になってきますが、最後まできちんと責任持って面倒を見てあげましょう。