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合併症が怖い糖尿病は早期発見すると治る!?サインを見逃さない為に

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現在、糖尿病とは世界中で最も大きな問題になっていますね。

 

アメリカ人の70%は糖尿病だと言われていて、知らずに生活している人もたくさんいるそうです。

 

私の叔父2人が糖尿病で亡くなったくらい身近なこの病気。

 

今回は糖尿病は完治するのか?

見逃してはならない早期発見のサインなどを調べていきます。

 

 

 

 

 

糖尿病で恐ろしいのは合併症!早期発見が決めて!

1型糖尿病と2型糖尿病

糖尿病と一言でいっても、1型と2型に分けられます。

 

1型糖尿病は先天性(遺伝的体質)が原因であるため、一生薬と医師と付き合っていかないといけません。

 

ですが2型糖尿病であれば、医師と話し合いながら薬の治療と食生活の改善、運動を取り入れる事で完治する事ができます。

 

ですが糖尿病にかかって一番怖いのは、合併症にもかかってしまう事だと言われています。

 

 

・糖尿病性網膜症になる

私の叔父はこの合併症に早い時期にかかってしまい夜は暗くて見えないので、運転どころか外出ができなくなってしまいました。

 

眼の網膜が長い間高血糖による障害を受けていると、糖尿病性網膜症になってしまいます。

 

初期の場合は視力低下や少量の出血などが認められます。

 

糖尿病コントロールを強めて、必要に応じてレーザー光線治療などを行います。

 

ですがこの網膜症は自覚症状がない事から、いきなり大出血して失明してしまう事もあるのです。

 

 

・糖尿病性腎症になる

腎臓の働きは体内の血液の老廃物を尿中に排泄して、血液を適切な状態に保つ事です。

 

糖尿病になると腎臓の中で大事な働きをする糸球体が障害されます。

 

これが進行すると尿中タンパク質の量が増えて、腎不全になってしまいます。

 

そしてこれがもっと進行すると、人工透析治療に一生頼らなくてはならなくなります。

 

 

・糖尿病性神経障害

良く「糖尿病になると、手足を切り取らなくてはならなくなるよ!」と脅されませんでしたか?

 

これって本当だったんですね。

 

この神経障害の初期症状は、両足裏のしびれです。

 

そういえば私の叔父も、「なぜか裸足でもいつも靴下を履いているようなんだよね。」と言っていました。

 

このしびれが原因で怪我をしても気付かなくなります。

 

そうするとその傷口からばい菌が入り、感染が広がっていきます。

 

普通の人なら痛みでわかるのですが、糖尿病の人はしびれのためにその痛みに気付かず、病院に行った時は手遅れで足を切り落とすという悲劇が起こるのです。

 

この神経障害は運動神経や自律神経にも障害を与えるため、足に力が入らずに立てなくなったり、

しょっちゅうこむら返りが起こったり、男性機能が働かなくなったり、立ちくらみを起こしたりします。

 

 

・糖尿病は血管全ての病気につながる

糖尿病は血管の病気だと昔から言われています。

 

そして血管は私たちの身体全体を隅々まで流れているのですから、心臓の血管に支障が起きると狭心症心筋梗塞を引き起こします。

 

脳の血管に支障を起こすと、脳卒中を起こすでしょうし、下股への血行が妨げられると最悪の場合は、下股切断につながるのです。

 

このように糖尿病には恐ろしい合併症がついて回ります。

 

なので定期的に血液検査を行い、医師と話し合って早期発見をする事が大切なのです。

 

 

 

 

 

糖尿病の早期発見を見逃さないためのサイン

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恐ろしい糖尿病になる前に、早期発見のサインを見逃さない事も大事なのです。

 

それでは初期症状のサインをみていきましょう。

 

 

・喉がひどく乾く

血糖が高くなると血液がドロドロになり、喉がひどく乾きます。

 

そして甘い飲み物やビールを飲みすぎると、この状態が悪化します。

 

 

・おしっこが近くなる

もちろんたくさん水分をとるようになるので、頻尿になるわけです。

 

ですがおしっこをする時に、痛みがあったり血尿が出る場合は、膀胱炎や前立腺がんの可能性もあるので、病院でチェックしてもらいましょう。

 

 

・眼が見え難くなる

高血糖が続くと眼のレンズが膨らんで、厚みが増したりして見え難くなる事があります。

 

 

・疲れや脱力感

これも年齢のせいにしたり、寝不足やストレスのせいにしたりしてサインを見逃す事が多いようです。

 

最近いつもより疲れやすいなあと思ったら、病院で相談する方が良いかもしれません。

 

 

・ダイエットなしで体重が減る

私の叔父2人共、久しぶりに会ったらげっそりしていて、見間違うほどでした。

 

高血糖で食べた炭水化物がどんどん外に出ていくと、必然的にカロリー不足で体重が減少していきます。

 

何もしていないのに、体重が減っていく場合はとても悪い状態なので、すぐに病院に行って受診しましょう。

 

 

 

 

 

糖尿病にならないためには?

糖尿病にならないためには、なんといっても食事管理が大事になってきます。

 

私の叔父は大のお酒好きでした。タバコも吸っていてでっぷり太っていましたね。

 

私たちが糖尿病にならないようにするためには、ジャンクフードやファーストフードをやめて、毎食栄養バランスのとれた和食にする事が大事なのです。

 

 

 

 

 

まとめ

今回は糖尿病についてみてきました。

 

・喉が渇く

・頻尿になった

・眼が見え難くなった

・疲れやすくなった

・体重が減り始めた

 

以上のような症状は初期症状のサインですので、気づいたらすぐ病院に行って医師と相談してみましょう。

 

合併症が恐ろしい糖尿病にならないためには、毎日の食生活を栄養バランスの良いものにして、軽い運動を続ける事が大事なのです。