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リニア新幹線に残る問題点!日本鉄道の進歩に対する外国人の意見とは

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日本の鉄道は世界で誇る技術を持っていますね。

 

私のアメリカ人の夫も、日本に来たらまず新幹線に乗りたいというリクエストを出したほど有名です。

 

この新幹線にでさえついてこれる国は少ないのに、日本は新しい「夢の超特急リニア新幹線」のプロジェクトを進行中です。

 

今回はこの超特急リニア新幹線の問題点と、外国人の興味深い反応をみていきましょう。

 

 

 

 

 

リニア新幹線の仕組みって?

リニア新幹線は、超電導磁気浮上方式で走ります。

 

車両に搭載された超伝導磁石と地上に取り付けられたコイルとの間の磁力によって、車体が浮上して走行するシステムです。

 

案内コイルに流れる電流が電磁石となり、車両を押し上げる力と引き上げる力で浮上する「浮上の原理」を利用しています。

 

このリニア新幹線は壁の中を走って行く感じなので、なんだかこの壁にぶつかりそうですよね。

 

壁の左右にある案内コイルは電線で結ばれていて、車両が中心からずれると吸引力や反発力が加わり、車両を常に中心に戻しているのです。

 

 

 

 

 

リニア新幹線のルート

このリニア新幹線は、時速500kmで走ります。

 

品川・名古屋間が2027年に開通予定で、

名古屋・大阪間は2045年に開通の予定です。

 

品川から名古屋までは54300億円、

名古屋から大阪までは36000億円の工事費が推測されています。

 

 

これが完成すると、

 

東京〜名古屋間が最速40(現在90)

 

東京〜大阪間は最速67(現在145)

 

になり、相当な時間の短縮になりますね。

 

 

 

 

 

リニア新幹線の問題点

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・工事が困難

地下を掘って進めていく工事ですから、掘ってみないと何があるか想像がつきません。

 

事前の活断層調査が行われておらず、工事を始めたものの問題が発生して、思いがけない出費がかさむという事も大いに考えられます。

 

 

・トンネルを掘った土砂はどうするの?

現時点では、トンネルを掘っていって出た大量の土砂をどうするのかという目処が立っていません。

 

 

・地下水脈の遮断

地下を掘って行く事で、地下水を遮断しなければならなくなります。

 

地下水脈を遮断すると、今までよりそれぞれの川に流れ込む水量が減り、生態系への悪影響が懸念されています。

 

 

・ものすごい消費電力

リニア新幹線は、現在の新幹線の約3倍以上の電力が必要だと言われています。

 

リニア新幹線本体だけでなく、各駅などに必要な電力も考えると相当な電力が消費される事になります。

 

 

・税金で負担?

以前国鉄からJRになった時に、国鉄の時代の借金約24兆円を国民の税金で負担した事実があるように、

 

もし事故が起きた場合にまた税金で負担される可能性もある、と思われます。

 

 

・大事故が起こったら?

時速500kmで走行する乗り物がもし事故ったら?と思うとゾッとしますね。

それも地下で事故に遭った場合は、避難するのも難しくなります。

 

リニア新幹線1000人の乗客が乗れるのに、たった3人の乗務員が対応するとなると、事故を起こした時は一体どうやってこの1000人の乗客をまとめるのでしょうか?

 

 

 

・電磁波が怖い

私がまず思ったのは、この電磁波の影響でした。

 

強い電磁力で走行するリニア新幹線に乗っていると、この電磁波に私たちの身体はさらされるわけですよね?

 

ただでさえパソコンや携帯から電磁波を受けている私たちの身体は、これ以上の電磁波に耐えていけるのでしょうか?

 

これだって体験した人はいないのですから、何十年も後になって「実はガンになる原因だった。」なんて最悪の状況も考えられるわけです。

 

 

 

 

 

リニア新幹線に対する海外の反応

このような日本のリニア新幹線について、外国人はどのように感じているのでしょうか?

 

・まずは現在の新幹線に乗ってみてよ。それでもすごいのに、もっと早い新幹線なんだよ!

 

・新幹線の歴史40年間で一度も大事故がないなんて、日本人の神業は凄すぎる。

 

・アメリカに新幹線が来ることはまずないな。普通の道路すら直せないで、ゴトゴトしてるのに新幹線なんて、夢のまた夢だよ。

 

・つい最近もニューヨークのJFK空港で水のパイプが壊れて洪水になっちゃって、何百という飛行機が止められたんだよ。とにかくアメリカの全てが、壊れかけてる!

 

・世界はもっと日本のこの技術を見習うべきだ。

 

・時速500km?怖すぎる!絶対乗らない。

 

・俺が20年若かったら興奮して乗るだろうけど、この年じゃもうビビっちゃって乗れそうにもないよ。

 

・これって飛行機と同じくらいのスピードなんでしょ?これがアメリカに来ても、私は飛行機に乗るわ。

だってアメリカ国内の飛行機事故ってもう長年起こってないから、安全対策はできてるはずだけど、リニア新幹線はどうなるかまだこれからだからね。

 

・アメリカ横断する新幹線みたいなのを走らせるプロジェクトがあるって最近言ってたけど、それどうなったの?ハリケーン続きで予算なくなったかな?

 

・地下を電磁力で走るんだったら、安全なんじゃない?日本人を信じようよ!

 

 

 

 

 

まとめ

以上のようにリニア新幹線の問題点は、

 

・工事が困難

・トンネルを掘った土砂の行き場

・地下水脈の遮断

・消費電力

・何かあったら税金で負担?

・大事故の心配

・電磁波の影響

 

などなど、色々ありますね。

 

まだまだこのリニア新幹線のプロジェクトは始まったばかり。

 

私が生きている間に実際に乗車できる可能性は薄そうですが、

私は密かに列車オタクなので、心の隅で期待する事にします。