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犬も食わない夫婦喧嘩が子供の脳へ打撃!トラウマになる前のフォロー

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この度アメリカのハーバード大学の研究で、夫婦喧嘩をしょっちゅう見たり聞いたりしている子供の脳細胞が、萎縮するという結果が出されました。

 

この結果に私は驚きません。

 

子供の柔らかな脳は、とてもデリケートで傷つきやすいのです。

 

あなたも知らず知らずに自分の大事な子供の脳に、ダメージを与えているかもしれませんよ。

 

今回は夫婦喧嘩と子供の脳の関係についてみていきましょう。

 

 

 

 

 

夫婦喧嘩は子供のトラウマになるの?

もちろんトラウマになります。

 

私の両親はとても仲が良くいつも会話して、お互いを理解し合うように努めているようでした。

 

でもそんな両親でも私の子供時代に2回だけ大喧嘩をし、母が家を出ると言い出した事がありました。

 

まだ小さかった私は何が原因でそんな喧嘩になったのかは知りませんが、

大声で怒鳴り合う2人の間に入って「お願いだから喧嘩やめてよ!」と喧嘩をやめさせたのを覚えています。

 

多分幼稚園くらい小さかったと思いますが、一生忘れる事ができません。

 

それくらい脳に強く刻まれてしまったのです。

 

こんな夫婦喧嘩を毎日毎日見たり聞いたりしている子供の脳は、どうだと思いますか?

 

それはそれはダメージを受けている事でしょう。

 

だから脳が萎縮してしまうのです。

 

私のお友達で毎日夫婦喧嘩が絶えない家庭に住む子がいました。

 

彼女は小学校でも頭が良く私と仲良しで、ご近所という事もあり良く遊んでいました。

 

小学生でもやはり家庭の悩みを話す事ってあるんですよ。

 

彼女がうちに度々遊びに来るようになって、私の両親とも親しくなったある日ポツリと言いました。

 

OOちゃんのところは良いよね。お父さんとお母さん仲良くて。うちは喧嘩ばっかで、嫌になる。」

 

彼女が言うにはご両親はいつも怒鳴りあって喧嘩しているとか。私も可哀想に思いました。

 

その後もずっと彼女と仲良くしていたのですが、中学生の高学年頃になってから

なんとなくガラの悪い子たちと付き合うようになり、グレてしまったので疎遠になってしまいました。

 

後で聞いた話しですが、彼女は中学を卒業するとすぐに家出をしてしまったそうです。

 

彼女をそこまで追い込んだのも、彼女のご両親だと思っています。

 

子供の立場からすると、喧嘩をする親の元へは帰りたくなくなるのです。

 

夫婦喧嘩があると家中が暗〜くなりますよね。

 

そんな家に居たいと思うでしょうか。

 

それだけではありません。夫婦喧嘩で父親が母親に怒鳴っていたり、けなしたり、馬鹿にしたりするのを聞いて育った子供で特に男の子は、

 

大きくなるにつれて、父親と同じような性格になってしまうそうです。

 

「それじゃあ口聞かなきゃ良いじゃん。」と思っていませんか?

 

それも子供の脳に悪影響を与えるのですよ。

 

無視して会話もない夫婦の間で育った子供は、社会に出てからも引っ込み思案で、自分の意見をきちんと相手に伝えられなかったり、

相手の意見を聞こうとしない大人になる可能性があるそうです。

 

子供は親を見て育つので、そうなってしまうのは当たり前ですね。

 

 

 

 

 

夫婦喧嘩をしてしまった時の子供へのフォロー

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私は子供の前では絶対に夫と言い合いはしないと決めて、ずっとそれを守ってきました。

 

ですが一度だけ娘が中学生の時に何かの理由で、夫と言い合いになった事がありました。

 

その時は娘もいたので、初めて見る私たちの喧嘩にショックを受けてしまい泣いて、自分の部屋に入って行きました。

 

専門家が言うには、子供の前で夫婦喧嘩をしてしまったら必ずフォローをする事だそうです。

 

私もその後に娘の様子を見に部屋へ行ったら娘が泣きながら、

「ごめんね。私のせいで喧嘩させちゃって!」と言ったので、こんなに切ない思いをさせてしまって申し訳なかったとすぐに反省し、

 

娘をぎゅーっと抱きしめて「仲直りしたから大丈夫。OOちゃんは心配する事ないよ。」

と言ってしばらくの間娘の部屋で過ごしました。

 

この行動が、専門家の言うフォローなのです。

 

夫婦というのは他人同士ですから、価値観や習慣の違いなどもあって喧嘩もします。

 

育児や家事を手伝ってくれないとか、何につけても文句を言う夫に腹が立つ時もあるでしょう。

 

人間なのですから喧嘩するのも仕方ないかもしれません。

 

ですが喧嘩をしそうな時は、必ず夫婦だけの場所に行って夫婦だけの時間の時に、言い合う事です。

 

アメリカのテレビや映画を観ていても良くわかりますね。

 

夫婦が何か言い争いになりそうな時に子供がいたら、必ず夫婦の部屋に行って子供に聞かせないようにする場面があります。

 

そしてもしお互いに我慢できずに子供の前で、怒鳴ったりしてしまったら、後で親が子供の様子を見に行きます。

 

「どうして喧嘩したのか。」という事と「話し合ったからもう大丈夫。」という説明を子供にもする事も欠かしません。

 

こんな風にちょっとしたアメリカのテレビ番組からも、親として学ぶものがあるのですね。

 

 

 

 

 

まとめ

今回は夫婦喧嘩が子供の脳に与える影響をお話ししてきました。

 

アメリカのハーバード大学の調査で、夫婦喧嘩を毎日見て育った子供の脳は萎縮する事がわかりました。

 

もちろん親でも人間なのですから、喧嘩する事もあります。

 

もし子供の前で喧嘩してしまったら、きちんと後で

 

「なぜ喧嘩したのか。」

「仲直りしたからね。」

 

という二つの事を子供に伝えるフォローをする事が大事だという事も学びましたね。

 

あなたもご主人も子供の事が可愛いはずです。

 

子供の脳にダメージ与えたくなかったら、以上のような事に気をつけながら子育てをするように心がけましょう。