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サービス残業はもうヤダ!?未払金などによる裁判の判例などは?

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日本人はまだまだ働きすぎですよね。

 

私の会社の上司も

毎日残業続きでひどい時は、

会社に泊まり込む始末。

 

ある程度の残業代は出ていましたが、

半分くらいは出ておらず

最初の頃は我慢していたようですが、

ついに会社側に訴えました。

 

仕事を色々押し付けておいて、

会社側は残業を頼んだ覚えはないとか

言い張ったようですが、

結局会社側が負けて残業代を支払ったそうです。

 

私の上司はラッキーな人の一人で、

実際は泣き寝入りしている人が多いのが、

日本の実態かもしれません。

 

 

 

 

 

サービス残業は違法?罰則などは?

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違法なの?

サービス残業とは

私の上司のケースのように、

 

残業をしているのにその分の手当てを

会社側が払っていない場合を言います。

 

ですので違法なのです!

 

まず日本の労働基準法では、

 

18時間以内

  なおかつ

40時間以内

 

が労働時間と決められているので、

それを越す時間仕事をしていれば、

会社側は残業代を支払わなければなりません。

 

 

対処法は?

もし、あなたが一生懸命残業したのに

会社から残業代が支払われなかった場合は、

 

まず「労働基準監督署」に

相談してみるのが良いでしょう。

 

労働基準監督署が会社を調査して

実情が明らかになれば、

 

労働基準監督署から

会社に「指導.是正勧告」が行われます。

 

ですが労働基準監督署

法的な力があるわけではないので、

会社側が勧告を受けても

知らん顔しているといった実態もあるのです。

 

そんな事態にあったら、

最後の手段で弁護士に相談します。

 

弁護士にあなたが

どのような書類を用意すれば良いか、

どのようなアクションをとっていけば良いか

アドバイスをくれるでしょうし、

 

あなたが弁護士にとっては

クライアントなのですから、

あなたが残業代を取り戻せるように

会社側と交渉してくれるのです。

 

 

罰則は?

弁護士と会社側が交渉しあって

合意に至らなかった場合は、

法的手段に出ます。

 

法的手段の上でも

和解を勧められる事が多く、

 

和解成立すれば

残業代が支払われるという事になります。

 

もしそれでも、会社側が残業代を支払わない場合は、

裁判所から強制執行の手段がとられるのです。

 

このような労働基準法

違反した時の罰則としては、

 

6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金

となっています。

 

 

 

 

 

サービス残業時の証拠の残し方

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一番証拠が残しやすいのは、

タイムカードでしょう。

 

ですが悪徳な会社で働いている場合は、

タイムカードを押させてから

残業させる事もあるかもしれません。

 

毎日残業した時間を

自分の手帳で良いので、

きちんと書き出して記録に残しておきましょう

 

タイムカードがない場合は泣き寝入りなのか?

というと、そうではありませんよ。

 

今はパソコンを使う仕事が多いですよね。

 

そのパソコン

ログイン時間からログアウト時間

調べることができるでしょう。

 

パソコンから送ったメールや

作業した事なども調べられます。

 

そして会社の電話やあなたの携帯の履歴です。

 

そこから残業をしたのかどうかを

調べることも可能です。

 

その他には

会社に設置されているカメラなども、

証拠になります。

 

どちらにしてもこのように

従業員側が訴えるまでに至るのは

 

ほんの一部なので、

これからもサービス残業がはびこる現状が、

続きそうです。

 

考えてみてもサービス残業に対する罰則が、

30万円以下というのはあまりにも安すぎです。

 

仕事のし過ぎで

精神的にも体力的にも追い詰められ

 

うつ病になったり

過労死までする人がいるというのに、

国は従業員の味方ではないように思えますね。

 

 

 

 

 

まとめ

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私の娘が務める会社は

大きな労働組合があるので、

それはそれは労働時間などに厳しいですよ。

 

もちろん契約通り、

特別忙しいお正月などの出勤の時は

手当てが倍になって支給されています。

 

こんな仕事事情が日本でも普通になるには、

やはり従業員一人一人が立ち上がるべき

ではないでしょうか。

 

「会社側に目をつけられたくない」

とビクビクしてサービス残業を認めて

働いている従業員がいる間は、

会社側がうまい汁を吸う時代

終わらないと言えるでしょう。