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外国人留学生の就職支援とはどういうものがあるの?!

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私はアメリカ人と結婚したために、グリーンカードという永住権を持ちアメリカに永久的に住む事ができます。

 

私のお友達は仕事のためにアメリカに渡ってきたために、就労ビザを取りました。

 

日本にいる外国からの留学生がいざ就職というときは、どのような法律が決められているのでしょうか?

 

 

 

 

 

留学生は就職にビザが必要!?

日本にいる外国人留学生は、留学ビザから就労ビザに変更する手続きをする必要があります。

 

外国人留学生が在学中に就職活動をして内定が決まったら、ビザ・在留届けの変更手続きをしなければなりません。

 

 

必要書類は?

在留資格変更許可申請

 

・パスポートや外国人登録証明書

 

・その他の提出書類

 

がありますので、入国管理局のホームページで調べて下さい。

 

就職のために必要な在留資格変更許可の申請は、原則として本人が入国管理局に出向いて行わなければなりませんし、

長いときは取得するまで、2ヶ月もかかる事があるので前もって準備する必要があります。

 

 

審査のポイントは?

審査のポイントとしては、留学生の学歴から就職したい企業にとって、それ相応の技術や知識を持ち合わせているのか、

本人が就きたい職務内容からみて、その留学生が持つ技術や知識を生かす事ができるのか?

 

などその他の点からもみられるわけですが、平成25年の結果によると

この申請を提出した留学生が合計12,000人以上だったのに対し、1,100人以上にこのビザの許可がおりなかったとされています。

 

ですので留学生が就職をしたくて企業から内定がきても、実際に就職できるとは限らないのです。

 

 

 

 

 

留学生の就職支援の問題とは?

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外国人留学生の就職率がなかなか伸びない理由には、有名企業に留学生が集中してしまう実態があげられます。

 

そこで採用されないとすぐにあきらめてしまうようなので、留学生自体が就職先の範囲を広げる事が必要でしょう。

 

そして企業側が留学生の就職を支援するのであれば、留学生が就職活動中に気に入った就職先でまず現場体験をさせる事でしょう。

 

少しの間でもその企業を体験することで、実際に就職してから留学生が

 

「こんな企業だとは思わなかった。」

 

「こんな仕事をするために就職したのではない」

 

などと企業側とのギャップに気づき結局、辞めていくという実態を防げるのです。

 

私の弟が務めていた企業でも、外国人留学生の就職を受け入れていました。

 

実際に留学生と一緒に働いてきた弟の意見なのですが、

「日本に留学生としてくる事ができる人は、母国では裕福な家庭が多く甘やかされて育っている。

 

日本人が必死で働いている時に普通に休むし、何か失敗をやらかすといきなり日本語がわからないふりをして、責任のがれをする。

 

そんな事が続くと一緒に働く同僚にしわ寄せがいき、みんな反感を持つようになる。

 

そうなると企業側としても、なかなか留学生を受け入れたくなくなる。」

 

と言っていました。

 

もちろん優秀な留学生がたくさんいると理解していますが、中にはこういう留学生もいるという事です。

 

そして私が働いていた企業で受け入れた留学生の女性が、私と同じ年代だったのですぐに仲良くなったのですが、

留学生が日本にいて働くために日常の生活もお友達や同僚、企業側からもサポートする必要があると思ったのです。

 

小さなアパートに住んでいた彼女は寒い冬に暖房器具一つ持っていなかったので、私のお古のストーブをあげたり、

お休みの時にどんな過ごし方をして楽しめば良いかなども、色々と教えていましたよ。

 

ですが私一人でできるサポートなんて小さなものですから、彼女はしばらく働いた後結局退職して母国へ帰って行きました。

 

 

 

 

 

まとめ

あとで彼女から私の元へ電話があって、

「色々お世話になりました。あなたがいてくれなかったら日本で1週間も、もたなかったと思います。

 

外国人留学生として日本で働きながら暮らすのは、思ったより厳しかったです。」

 

という事でした。

 

送られてきた彼女と彼女のご家族の写真を見たら、母国ではすごくリッチそうなご家庭で驚いたのを覚えています。

 

彼女は母国の大手の銀行に就職したそうですが、そんな優秀な人材が日本で続かないのは残念だなぁと思ったのでした。