メタボ解消にスポーツを始めた人必見!~怪我の応急処置法~
長年の不摂生がたたり、会社の健康診断でメタボとの診断を受けてしまって医者から運動するように言われた・・・
メタボ予防に身体を動かして健康的になりたい!
・・・などなど中高年になって健康のためにスポーツを始めようと考える人は結構いると思います(^^)
しかし若い頃とは違い、筋力や柔軟性が衰えているので怪我をしやすくなっています。体重が増えたのならなおさら、怪我のリスクが高まります( ̄ロ ̄l)
そこで、メタボの方が起こしやすい怪我、万が一怪我をしてしまった時の応急処置法や怪我を防ぐ為に気をつけることなどをまとめました(゜_゜>)
メタボさんが起こしやすい怪我とその応急処置
スポーツを始めようと考えたとき「まずはジョギングから!」という人が多いと思いますが、メタボ体系の人がいきなりジョギングを始めると、正直危険です(^^;)
体の重みを下半身が支えきれず、特に腰やヒザなどに負担がかかってしまいます(~_~;)
また、それらの痛みに加え、メタボさんが起こしやすい怪我として肉離れも注意が必要です!
肉離れは重度のものになると歩けなくなったりと日常生活にも支障が出てしまいますので、もし肉離れを起こしてしまったら、早めに適切な処置をして怪我が長引かないようにすることが重要です(゜_゜>)
怪我の応急処置の基本として『RICE処置』というものがあります。
スポーツを専門にしている人達は必ず把握している応急処置の大原則です!
そこで『RICE処置』とは具体的にどういうものなのか詳しく説明しましょう(*^^)v
応急処置の大原則『RICE処置』とは?
『RICE処置』とは、スポーツ障害の応急処置の基本となる治療法で
Rest(安静):スポーツ活動の停止
Ice(アイシング):患部の冷却
Compression(圧迫):患部の圧迫
Elevation(挙上):患部の挙上
の応急処置時に必要な処置4つの頭文字をとって『RICE処置』と呼ばれています。
Rest(安静)は、受傷後の体内の修復機能を正常に働かせるために重要となり、Ice(アイシング)は痛みの軽減と腫れや炎症のコントロールすることができます。
Compression(圧迫)は、患部の包帯やテーピングなどによる固定すること、Elevation(挙上)は、患部を心臓より高い位置に挙げることにより血液やリンパ液が患部に流れ込みすぎるのを防ぐことにより、腫れや炎症を抑えることができます。
この4つの処置を受傷直後に適切に行うことで、怪我がひどくなるのを防ぎ、治りを早くすることができるのです!
スポーツをするときは万が一のことを考えて『RICE処置』を頭に入れておくといいですね(^^)
怪我を防ぐ準備運動
怪我の応急処置も大切ですが、怪我をしないに越したことはありません!そのためには念入りに準備運動をして怪我が起こらないようにすることが第一です。
最初に述べた通り、年齢を重ねてくると筋力や体の柔軟性が衰えてくるので、急にハードな運動をすることは禁物です。
まず、体を動かす前に体の筋や筋肉をよく伸ばしておくことが重要です。
特に下半身の柔軟を念入りに行いましょう!
おすすめなのは前屈やアキレス腱伸ばしなどですが、出来れば地べたに座って開脚し、上体を倒しながら左右の足を手でつかむようにして脚の筋や股関節を伸ばす運動が下半身全体を伸ばすのに有効です。
また、メタボ体型の人がジョギングを行う場合には、出来れば自分の体重を支えることができるだけの脚の筋力をつけてから行うことが怪我をしないためには望ましいです。
下半身の筋力強化にはスクワットが効果的!最初はきついかもしれませんが徐々に回数を増やしていき、ある程度の数をこなせるようになったらウォーキングから始めて、だんだんと運動の強度を高めていった方が怪我の心配も少なく安心です( ^ω^ )
何事も、いきなりは禁物ということですね!
まとめ
怪我の応急処置法や怪我をしないための方法などについて紹介してきました(*^^)v
年齢を重ねてくると、体も若いころのように動かないため怪我が起こりやすくなるほか、一旦怪我をすると治りにくくもあります・・・(~_~;)
くれぐれもスポーツをする際は無理をせず、充分な準備運動を欠かさないようにしましょう!
健康のために始めたスポーツで、体を壊してしまっては元も子もないので・・・(^^;)