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相撲協会とは一体どんな仕事なの?収入はどこからなのか?

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日本古来の武道である神事の相撲競技の普及や、指導にあたっている相撲協会は、2014年に公益財団法人に移行した法人であります。

 

これからはどんどん日本人力士を増やしていって欲しいものですが、この相撲協会ってどんな収入源があるのでしょうか?

 

 

 

 

 

相撲協会の収入源とは?税金は免除されている?

相撲協会の税金

相撲協会の税金は、免除されているわけではありません。

 

一般企業が30%の税金を払っているのに対し、相撲協会22%に軽減措置されているだけです。

 

 

相撲協会の収入源

相撲協会のメインの収入源は、本場所の観戦料です。

 

その他には、

 

@地方巡業

 

@おみやげ品の売り上げ、お相撲グッズの売り上げ

 

@懸賞金

 

@広告での収入

 

@テレビの放映権

 

@タニマチ

 

タニマチとは、相撲部屋や力士個人につくスポンサーを指しています。

 

人気の力士には、たくさんのスポンサーがついていますよね。

 

例えば「巡業部長」を勤める貴乃花親方は、どれくらいのお給料をもらっているかと言うと、

 

定額報酬で月額→149万8千円

 

巡業に参加した理事→日当2万円、なので15日の巡業ならば30万円となります。

 

理事→年度末手当80万円

 

理事長→年度末手当110万円

 

などとなっていて、年寄りを兼務する理事には、勤続手当も支給されます。

 

この相撲協会には、たくさんの人が働いているわけですが、中に床山という人たちがいます。

 

私のお友達が美容師なので、とても興味深くなって調べてみました。

 

お相撲さんの有名な髷(マゲ)をゆう人です。

 

当然、美容師や理容師の免許が必要だと思いきや、そうではないのです。

 

相撲取りを見ているとわかると思いますが、幕下以下の力士は違った髷ですよね。

 

このチョンマゲ型が幕下や普段生活の時に、ゆわれる髪型です。

 

そして十両以上になると、あの美しい大銀杏というマゲの形にゆう事ができるのです。

 

さてこの床山のお仕事も、五等床山特等床山まで6階級に分かれるそうです。

 

勤続5年未満の床山が五等なのに対し、勤続45年以上で60歳以上が特等と言われています。

 

おおよその床山のお給料は、

 

@特等床山→年収430万〜480万円

 

@一等→240万〜430万円

 

@二等→年収120万〜240万円

 

@三等→年収48万〜120万円

 

@四等→年収35万〜48万円

 

@五等→年収24万〜35万円

 

@見習い→年収16万〜24万円

 

といった感じで、案外安いのに驚きです。

 

普通に美容師をした方が、ずっとお給料は良いみたいです。

 

この床山には、義務教育を終了した19歳未満の男子で、相撲協会に適格と認められるとなれるのです。

 

床山となった後も、3年間は見習いですので、こちらも厳しい生活が続きそうですね。

 

 

 

 

 

相撲協会補助金が流れている?

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相撲は国技と思われがちですがそうではなく、国の経営ではないので、税金は使われていません。

 

文部科学省日本相撲協会を所管している理由は、相撲協会が財団法人であるからで、税金が流れているとは限りません。

 

とはいうものの実際には、協会へ「財団法人への補助金」としてどんどんお金が注ぎ込まれていますし、

たくさんの優遇措置があるので、考え方によっては税金を使っていると思っても間違いではないかもしれません。

 

2016年の相撲協会の年収は、約120億円。

 

そのうちの100億円が、本場所と地方巡業からの収入だと言われるので、すごいですね。

 

この協会の職員は1000人ほどの組織でなっていて、理事は1015人。

 

その理事のトップは八角理事長ですが、2018年にはまた理事長選が行われます。

 

 

 

 

 

まとめ

色々と問題がありそうな相撲協会ですが、

まとめると、日本相撲協会文科省の所管ではあるけれども、国営ではないので税金が給料として払われているわけではない。

 

収入源は本場所と地方巡業の他に、お相撲グッズの売り上げや、テレビ放映権などがあり、相当儲けているようです。

 

外国人力士が増えていますが、それでもまだまだ人気の大相撲。

 

これからは、優秀な日本人力士も増やしていって欲しいですね。