ターキー料理を作りたい?感謝祭やクリスマスで簡単に作る節約レシピ
日本ではターキーは馴染みが少ないようですが、アメリカでは一年中サンドイッチなどで食べられます。
私はアメリカに引っ越してきてから、色々とアメリカン料理を試してみましたが、肝心なターキー料理が難しい!
アメリカでは、日本のおせち料理のような存在のターキーディナー。
ある日、私の大好きなお料理番組で、イタリアンシェフが簡単なターキーとサイドディッシュの作り方をやっていました。
ラッキー!それからは毎年感謝祭やクリスマスには、このシェフのターキー料理を楽しんでいます。
その簡単レシピを今回は、ご紹介していきます。
クロックポットで簡単、電気代節約ターキー
このターキー料理は、クロックポットでターキーとサイドディッシュのお野菜の煮込みまで、一度にできてしまう優れもの。
丸ごとのターキーを何時間もかかって焼くと、電気代もかかりますが、私のレシピだと小さめのターキーの切り身を使うので、お金も節約できてとにかく簡単です。
@ターキーとお野菜の煮込み
・3パウンド(約1.4kg)の冷凍ターキー
・ジャガイモ、人参、タマネギ、セロリなど好みのお野菜を適当に切っておく
・バター
・オニオンスープの素(粉末を2袋くらい)
・鶏のだし汁2カップ
冷凍ターキーはパーティの日の2日前に、冷蔵庫に移しておきます。
前日に室温に出して解凍したら、冷蔵庫に戻しておきます。
クロックポットの内側にバターを塗ります。
(私が目を離していたら、夫がたっぷり塗っていたけど、ここまで塗らなくて薄くで良いです(笑))
まな板にターキーを広げて、バターをまんべんなく塗って、オニオンスープの素もまんべんなくすり込みます。
切ったタマネギ、人参、ジャガイモ、セロリをクロックポットに入れて、ターキーも入れます。
私は缶のポテトを使いましたが、もちろん生のジャガイモでオーケーです。
鶏の出し汁を2カップ回し入れます。
クロックポットに蓋をして「強」にセットし、30分調理します。
そのあとクロックポットを「弱」にして、約5時間調理したら出来上がり。
ターキーからとお野菜からの旨味がたっぷりジュースに出ているでしょう。
そのおかげで良く作られるグレイビー(かけソースみたいなもの)なんて、必要なし。
とってもジューシーにいただけます。これで大体5〜6人分用です。
スタッフィング/ドレッシング
ターキーを食べる時に必ずと言って良いほど一緒に出されるのが、スタッフィングと言われるサイドディッシュ。
地域によってはドレッシングとも呼ばれますが、昔はターキーのお腹にパンの残りやお野菜を詰めて、調理していたのでそう呼ばれているそうです。
@スタッフィング
・好みのソーセージ
・タマネギ、セロリ、りんごを全部細かく切っておく
・好みのナッツを砕いておく(私はカシューナッツを使用)
・パセリをみじん切りにしておく
・溶かしバター半カップ
・鶏出し汁2と半カップ
・ニンニクみじん切り少々
・古くなった食パンやフランスパン一斤を、細かく切っておく
トースタで切ったパンを鉄板に並べて、コンガリなるまで焼いておきます。
オーブンを180度にセットします。
フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて、熱します。
細かく切ったソーセージを入れてカリッとするまで焼いたら、タマネギとセロリを入れて炒めます。
砕いたナッツを入れて塩コショウをし、少し混ぜ炒めます。
大きいボールにトーストしたパンを入れて、炒めたソーセージ、タマネギ、セロリ、ナッツをその上に加えます。
りんご一つを細かく切ったものと、みじん切りのパセリをこれに足します。
バターと鶏の出し汁を回し入れてよく混ぜます。
ガラスの耐熱容器に入れてホイルを被せます。
180度のオーブンで30〜40分焼いて、ホイルを外し、オーブンを200度にあげて約20分焼きます。
オーブンの種類や、スタッフィングの量によって時間が変わるので、様子をみながら焼いて下さいね。
コンガリと美味しそうでしょ。ナッツの香ばしさと、りんごの甘酸っぱさが最高です。
まとめ
これにディナーロールなどと一緒に出せば、充分ターキーディナーとして、おご馳走になりますよ。
私は、このほかにスイートポテトキャセロールと、マッシュドカリフラワーを加え、デザートにはピーカンパイを焼きました。
私の夫はアメリカ人で、毎年何十年もお母さんのターキーや、高級ホテルやレストランのターキーディナーを食べてきたけど、この簡単クロックポットターキーが、一番美味しいと言います。
そして、もちろんこのスタッフィングも、みんなの大好物でご飯とも良く合いますよ。
是非、お試しあれ!