犬の膿皮症、本当に治らない?症状を知り完治を目指す適切な対処法
あなたの可愛いワンちゃんが、膿皮症にかかった事ありますか?
これはちょっと厄介で、ワンちゃんに良く見られる皮膚病の1つですが、きちんと対処すれば、完治も可能です。
その症状や、効果的な対処法などをまとめてみました。
繰り返す厄介な犬の膿皮症
あなたのワンちゃんもかゆがっていませんか?
この膿皮症は、どのようなワンちゃんもかかり得る、最もポピュラーな皮膚病の1つです。
特に、まだ若いパピーの時や、病気にかかったり年をとって免疫力が下がった時、普段からアレルギー体質のワンちゃんは、要注意です。
かゆがっていたらその部分を良く観察してみましょう。
赤い発疹がある時はまだ軽症だと言えますが、放っておくとそれがジュクジュクし出して、膿がでてきたりします。
それも放っておくと発疹がどんどん増えていくので、すぐ病院に連れて行くようにして下さい。
背中やお腹、足の肉球の間などにできるのが主流です。
この膿皮症は治療をして治ったと思っても、しばらくしたらまた再発することも多いので、予防も必要になります。
完治させたい!犬の膿皮症に適切な対処法や予防法
・対処法
もちろん病院で治療を受けるのが一番です。
その症状によって違いますが、抗生物質の投与に併用して、薬用シャンプーや塗り薬などが渡されるでしょう。
シャンプーは週に一度してあげないといけなくなりますが、アレルギーのある子はかえって、そのシャンプーが肌に合わない事もあるので、要注意です。
塗り薬も同じ。
その子によって、よく効く時と悪化する場合もあるので、良く観察してあげて下さい。
中には塗り薬の代わりに、うがい薬のイソジンを薄めてつけたら、完治したというケースもあるくらいワンちゃんによっては違うのです。
私のワンちゃんの場合は、膿皮症のまだ軽い段階ではあったのですが、ラベンダーエッセンシャルオイルと、フランキンセンスエッセンシャルオイルを、
かゆがる場所へ、1日2回塗ってあげていたら、いつの間にか治っていました。
・予防法
うちでは、自宅シャンプーをするのですが、この時もこの2つのエッセンシャルオイルを入れたお風呂に入れる事と、ブロードライを充分にして良く乾かす事に、注意を払っています。
皮膚はきちんと乾燥させておくのが大切ですが、体内からの潤いは必要なので、毎日小さじ1杯のココナッツオイルをあげています。
食事も市販のグルテンや添加物の入ったフードは一切やめて、ほとんど私の手作り。
鶏肉やサーモンなどの良質のたんぱく質と一緒に、ご飯グリーンピースなどを調理したものがメインのフードで、
おやつにはサツマイモを薄くスライスして、天日干しにしカリカリになったものを、チップスのような感じであげています。
それからヨーグルトも、うちの子は大好きなので、毎日あげていますが、ヨーグルトにアレルギーの子もいるので注意して下さいね。
犬友に聞いたのですが、もしウリ類にアレルギーがない子であれば、きゅうりやスイカをおやつであげるのも、予防法の1つだそうです。
ウリ類は水分補給ができると同時に、利尿作用があるので体内の毒素を排泄してくれるのですね。
皮膚病にかからないためには、体内からと外から両方からのケアが重要になってきます。
私はワンちゃんと一緒に寝ていますが、一応ワンちゃん用のベッドもあり、時々使っています。
なので、このベッドとブランケットも一緒に毎朝ドライヤーに入れて、高温で乾燥させ殺菌もしています。
お散歩からかえって来たら、足を綺麗に拭いて乾燥を保つ事。
梅雨時で湿気が多い時は、エアコンをドライで運転させておくなんて飼い主さんもいます。
まとめ
自分の子供同様のワンちゃん、皮膚病にかかってかゆがっているのを見るのは、かわいそうでなりません。
特に、引っ越しをして環境が変わったとか、シニアになって体力が落ちてきた、などの時は注意が必要です。
毎日過ごしやすい生活をおくってもらうためにも、飼い主さんがより一層のケアをしてあげて下さいね。