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パピーウォーカーって大変?実際にどんな内容なのか?

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私は地元のシェルターから保護した犬を飼っています。

 

その他にもシェルターから保護犬を預かって、里親が見つかるまでの「保護犬預かりボランティア」もやっています。

 

この行為に似たようなボランティアが、パピーウォーカー。

 

保護犬預かりボランティアや、パピーウオーカーになるためには、相当に強い意志が必要となるわけですが、それはどうしてなのでしょうか?

 

 

 

 

 

パピーウォーカーはかわいそう?そう思える内容とは?

パピーウオーカーとは、盲導犬になる候補の子犬を約10ヶ月預かって、家族同様に生活しながらお世話をしてもらうボランティアを言います。

 

盲導犬になるためには、人間の日常生活に密着した行動に慣れていなければなりません。

 

なので普通のペットよりも、もっと一緒に過ごすファミリーと行動を共にする機会が多いと言えるでしょう。

 

どこかへお出かけも一緒ですし、パーティも一緒に経験したりして、人混みや色々な騒音、車や電車の乗り降りなど、様々な人間の行動に目や耳を慣らしていくのです。

 

特に盲導犬に使われる犬の種類が、ラブラドールレトリバーが多いというのも、別れが辛くなる理由かもしれません。

 

この犬種は子犬の時は色々かじったり、エネルギーがいっぱいでたくさんのエクササイズが必要だったりしますが、とにかく優しい気持ちを持ち合わせた犬で、人間に従順。

 

ボランティアのファミリーに子供がいたら、その子供のベストフレンドやボディーガードになる事間違いなし。

 

お世話をしていて家族の一員のようになるのに、そんなに時間はかかりません。

 

そのため、たくさんのボランティアファミリーは、実際に10ヶ月過ぎてその子との別れがきた時に、現実を受け止めたくない家族がいるのも現状です。

 

 

 

 

 

辛すぎる!?パピーウォーカーの別れ

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毎日毎日寝泊まり、食事を一緒にし、寒い時も暑い時も、寂しい時も嬉しい時も、悲しい時も興奮した時も、いつも一緒にその瞬間を分かち合ってきた犬は、家族同様です。

 

1年近くたってから手放さないといけないファミリーが、悲しくて立ち直れないというのを責めたりできませんよね。

 

だから最初にボランティアになる前に、強い意志が必要だと言ったのです。

 

 

じっくり家族と話し合って、

 

「自分たちが社会のための手助けをしている。」

 

「目の見えない人のために、素晴らしい事をしているんだ。」

 

と言い聞かせ納得する事が大事なのです。

 

私が実際に保護犬預かりボランティアを何年も経験していても、毎回別れるときは涙が止まりません。

 

でもいつも、犬のためになって考えるようにしています。

 

シェルターにいて、いつかは殺傷処分されたであう子を預かったわけですよね。

 

これからはこの子を大事にしてくれる家族に引き取られ、幸せに暮らしていけるんだ、と思うようにするのです。

 

そして、この子が私の家から無事引き取られたら、また新しい子をシェルターから保護できるので、1匹の命が救われる事になります。

 

それから私は若い頃、陸上ランナーでもありました。

 

それが何の関係があるの?と思われるでしょうね。

 

私が良く思うのは、このボランティアの行為は、「リレー」に似ているという事。

 

そう思いませんか?

 

リレーをする上で一番大切なのは、バトンタッチです。

 

バトンタッチがスムーズにいくと、リレーもうまくいく。

 

一人一人がきちんと次の人にバトンを渡さないと、つまずいてしまいますよね。

 

だからこのパピーウオーカーも同じ。

 

子犬を繁殖させてくれたところから、子犬を預かり一生懸命盲導犬になれるように育て、次のステップへすすめるようにバトンを渡す。

 

この連携で見事に盲導犬として、目の見えない人のために立派に人助けをしていくという事になるのです。

 

あなたがボランティアとして頑張ってくれたおかげで、目の見えない人が便利で幸せな生活が送れるようになるのです。

 

 

 

 

 

まとめ

家族のように育った犬と別れるのは、本当に悲しくて寂しいことです。

 

ですがあなたの行為が、たくさんの人を助け喜びを与えると思って下さい。

 

このパピーウオーカーには、週末だけのウイークエンドパピーウオーカーや、繁殖犬飼育ボランティアなどがありますので、興味のある人は是非インターネットで調べて、社会に貢献してみましょう。