アメリカも多い自己破産!日本は女性のカード破産が多発してきている
クレジットカード持っていますか?
私はアメリカに住んでいるのですが、今はクレジットカード1枚とデビットカード1枚所有するだけ。
以前は最低5枚くらい持ってたかな〜。
それで危うくカード破産するところでした。
私は大丈夫!と思っていたのに甘かったです。
今や、日本でも女性のカード破産が増えているとか。
そのクレジットカードの魅力にはまっていく女性には、どんな心理が隠れているのでしょうか?
実は主婦に多い!?カード破産の現実
クレジットカード社会のアメリカでは、もう何十年も前から、カード破産をする人がたくさんいて、社会問題になっています。
15年以上前、私の夫(アメリカ人)が私と一緒に日本の実家に帰った時、ほとんどの日本人がお買い物する時も、食事をする時も、高速に乗る時も全て現金で払っているのに、ショックを受けていました。
そんなキャッシュ社会だった日本もアメリカの後を追って、クレジットカードの普及がすすみ、カード社会になってきているようです。
クレジットとは日本語で「信用」という意味です。
クレジットカードを持つためには、きちんと収入があって返済が可能な人だけですから、クレジットカード会社や銀行からすると、クレジットカードを持ってると、一応信用できる人だという事なんですね。
ですが、ご主人の収入を通して主婦もクレジットカードが使えるため、最近は主婦がクレジットカードにはまっていく状況にあるのです。
これは色々な原因が考えられますが、まずは産後の主婦の育児からのストレスで、ショッピングにはしってしまい、買い物が止まらなくなるケース。
そして、毎日たんたんと主婦をやっていて、なかなか友達を作れない性格の女性。
夫は仕事で忙しく話し相手にもならない。
一緒に息抜きに行くお友達もいないとなると、どこかに楽しみを見つけたくなります。
そこでインターネットの出現です。
ここでクレジットカードとインターネットの両方の効果があいまって、すごい誘惑を仕掛けてくるのです。
ネットショッピングをしていて、その気がなくても気に入ったお洋服やハンドバッグを見つけたとします。
最初はネットサーフィンだけのつもりが、見つけたそのバッグが欲しくなります。
手元に現金はないので、インターネット上でクレジットカード決済を行います。
クレジットカードナンバーさえ入れれば、すぐにお買い物が終了します。
そして2.3日も待てば外出する事なく、自分の気に入ったお洋服やハンドバッグが自宅に届くのです。
それを受け取った時の喜び、ウキウキドキドキ感が忘れられず、イライラやストレスを感じた時にまた買い物をしたくなります。
例えば10万円のハンドバッグを買ったとしても、リボ払いなどで月に5000円とか少しずつ毎月払っていればクレジットカード会社からは、
この人は信用のある人だとみなされ、「クレジットカードを使える金額の上限をあげました。」
と連絡がきます。
そうするとあなたも安心して、「もっと買えるわ!」と嬉しくなってどんどん買い物を続けるわけです。
そしてある日、気づいたらびっくりするほどの借金をしているという事になるのです。
カード破産と自己破産の違いとは?分かりやすく説明!
基本的に同じですが、完全に自己破産をする前にクレジットカードでの借金の返済が難しくなった場合、それ専門の弁護士に相談するという事もできます。
相談を受けた弁護士はクレジットカード会社と掛け合って、
「全額返済できなくても、OO円でどうだろう?この人が自己破産したら、あなたにもお金は入って来ないのだから、これだと少しはお金が返ってくるよ。」
と、こんな感じで話しをすすめ、お互いに納得した金額を払ってクレジットカードの借金をチャラにします。
ですが、その行程とあなたの名前がクレジットカード会社に残るので、その後はクレジットカードを持つのが、大変困難になります。
このケースの場合は、自己破産になる一歩手前の段階だと思って良いでしょう。
まとめ
こうなってしまうと10年以降でも、またクレジットカードが持てるかどうかは、わかりません。
ま〜、一度カード破産した人であれば、もうクレジットカードは持たない方が無難だと言えるでしょう。
何か欲しいものがあれば、きちんと働いてお金を地道に貯め、現金で買えるように自分で調整していくようにしましょう。