これからは当たり前!?簡単解説サポカー、サポカーSとは?
アメリカでも毎日のように、お年寄りの運転で交通事故に遭ったニュースが流れて、胸が痛みます。
私の父は昔からとても運転が上手で、お友達からもスムーズな運転を良く褒められていました。
ですが75歳を過ぎた頃から、集中力が減ってきてちょこちょこした接触事故が増えたので、もう運転はしなくなりました。
年をとるとどうしても、いざという時の瞬発力が低下してしまいます。
だからこそ、それらを補ってくれる安全に留意した車が必要になります。
そこで登場したサポカーやサポカーS。
どんな安全機能がついているのでしょうか?
サポカーとは?
セーフティ.サポートカーの略で、安全運転の補助をしてくれる車です。
このサポカーには、自動ブレーキ機能を搭載しています。
まず単眼カメラの広い視野で、人や先行車を認識します。
さらにミリ波レーダーで人や先行車の距離を、検知します。
最初車や歩行者との衝突の危険があると察知した時に、ピピピッとブザーで知らせてブレーキを踏むように促してくれます。
もし急な飛び出しなどで、どうしてもブレーキが踏めなかった場合は、この自動ブレーキが作動するようになっています。
注意点
このようなサポートがあるからと言って、過信してはいけません。
ドライバーが強くアクセルを踏んでいたり、ハンドルを操作していたりすると、この自動ブレーキが作動されない事もあります。
フロントウインドーやフロントグリルに設置されたセンサーで作動するので、その部分に何か張ったり汚れていると、性能が低下する事があります。
サポカーSとは
セーフティ.サポートカーSのことで、上の自動ブレーキ機能などに加え、ブレーキとアクセルの踏み間違えの時にサポートしてくれる車を言います。
シニアのドライバーの事故で一番多いのが、ブレーキとアクセルを間違って踏んでしまい、建物の中に突っ込んだり、人や車に衝突してしまう事故です。
なのでSがついていると、シニア用のサポートカーという事になります。
「インテリジェントクリアランスブレーキ」と呼ばれるその機能は、踏み間違えてもブレーキでサポートしてくれます。
車体前後合計8つのソナーで、障害物を検知するので、駐車場で後ろに行こうとして間違えて前進した時や、前に行こうとして間違えて、バックしようとした時にその駐車場の壁を検知して、ブレーキが作動します。
カメラではなくソナーという超音波で検知するので、コンビニなどのガラスのビルでもきちんと作動します。
まず前方に壁があるのでブレーキを踏んだつもりが、間違えてアクセルだったとします。
最初ブザーディスプレイ表示で、ピピピッと警告音がします。
その後エンジンを制御して、急発進や急加速をしないようにコントロールします。
それでも障害物に近づくと、自動ブレーキが作動するというシステムです。
注意点
この機能にも注意点があります。
障害物が細いポールだった時は、作動しない場合があります。
障害物の壁が地面に垂直ではなく、斜めに建っている場合。
車の横から人や自転車などが、飛び出してきた時。
ソナーの周辺部分が、著しく高温だったり、低音だったりした時。
ソナーに雪や泥などが付着している時。
などは正確にソナーが検知できず、ブレーキが作動されない事もあるので要注意です。
サポカーS搭載車
カムリ、プリウス、プリウスPHV、アリオン、カローラアクシオ、クラウンアスリート、クラウンマジェスタ、クラウンロイヤル、プレミオ、カローラフィールダー、アルフォード、ヴェルファイア、ハリアー
などとなっています。
このような嬉しいサポート搭載している車は、やはりトヨタ!
なので「サポトヨ」とも呼ばれているようです。
まとめ
これら以外にもたくさんのサポートがあるので、色々とリサーチしてみましょう。
でもこれらのシステムはあくまでドライバーのサポートをする機能なので、過信せずに日頃から安全運転に心がける事が必要です。
私もバックについているセンサーには、本当に何度助けられたかわかりません。
うちのファミリーは昔から大のトヨタファン!
これからもトヨタに通う回数が増えそうです。