食事から見える!?アメリカ人がデブな理由は食生活?
最近のアメリカの統計で、アメリカ人全体の7割が「デブ」という結果が出たようですね。
その7割の中の4割は、肥満だというから、深刻な問題です。
でもハリウッドのスターたちは、みんなガリガリで羨ましいほど細いですよね〜。
いつもアメリカのロールモデルでいられるように、何億円ものサラリーをもらう彼女たちには、専用のトレーナーやシェフがついて、厳しい食管理がされているからなんですね。
さて、では普通のアメリカ庶民は、なぜこんなにデブなんでしょうか?
アメリカ人のデブが多い理由
私がアメリカに引っ越してきて16年くらいになりますが、やはり周りを見渡すとデブが多い!
これは日頃アメリカ人が食べる一度の食事の量が、格段に日本人より多い事が理由の一つです。
私がアメリカに引っ越してきた頃外食に行くと、出された食事の半分を食べるのがやっとでした。
でも色々珍しくて美味しいアメリカの食事に慣れてきて、胃袋もそれに応じてだんだん大きくなり、1年後くらいには、ちゃんと大人一人分を食べれるようになっていました。
そしてもちろん体重もどんどん増えて、日本にいた頃より10kgも太ってしまった私!
このままではダメだと思い、1日1時間の有酸素運動のエクササイズをし始め、1年くらいしたら半分ほど体重が減りましたが、それからはなかなか落ちない。
なので食事を日本食に変えて、量もぐっと減らすようにしました。
食事とエクササイズを加えたダイエットに変えてからは、体重が落ちるのが早く、残りの5kgが2ヶ月で減って、日本にいた頃の体重に戻りました。
デブで毎日働きに行くアメリカ人の毎日を再現すると、こんな風です。
朝起きて仕事の支度をして家を出たら、スターバックスでコーヒーとクロワッサンなどのベーカリーを食べながら、通勤する。
オフィスで座ったまま働き、ランチにはファーストフードに行ってハンバーガーとフライドポテトを食べる。
仕事をしながらおやつに、ドーナツやクッキーをパクつく。
一日中座って仕事した後、帰宅したら疲れているので冷凍ピザをオーブンで焼いて食べる。
こんな感じでしょうか。
スターバックスのおしゃれなコーヒーって、それだけで1,000キロカロリーくらいもあるって知ってました?
コーヒーだけで、食事以上のカロリーになる事も多いんです。
それに加えた1日の食事をみても、ものすごいカロリーを摂取しているのがわかりますね。
そしてアメリカはだだっ広いので、通勤に自転車を使ったり歩いたりしたくても、まず無理。
治安の問題で危ない!という問題もあります。
そのような事から世界でもアメリカ人は、最も歩かない国民だと言われています。
アメリカ人の食事
アメリカ人全体と言っても、様々な人種が入っています。
その中でも特に多いのは、メキシコ人の割り合いです。
現在ではアメリカ人全体の約2割がメキシコ人だろうと言われていますが、不法でアメリカに浸入したメキシコ人も多く、実際はもっと多いと思われます。
そのメキシコ人がデブ!特に私が住むテキサスには、半分以上がメキシコ人だと言って良いほど、たくさんいます。
ですから必然的にメキシコ料理の店が多くなり、ここ数年でアメリカ人も週に一度はメキシコ料理を食べようになったと言われるほどです。
美味しくてお腹にたまり、なおかつ安い!みんなに人気になるはずですね。
ここで私と私の夫が食べた、ある夜のディナーの写真を載せてみます。
見た目は悪いですが私の方は、
「ライスヌードルを使った、エビ焼きそばと味噌汁」
完全グルテンフリーです。
カロリーは500キロカロリーくらいですね。
そして夫の方は、典型的なメキシコ料理。
「ハードタコス、インチラダ(タップリチーズとこってりソース)、メキシカンライス、リフライドビーンズ」
多分3000キロカロリーくらいあるんじゃないかな?
これがメキシコ人が毎日食べる食事で、このメキシコ料理がアメリカ人にも浸透してきているのですから、太るはずだわ!
まとめ
私の夫も私と一緒に日本食ダイエットをしているので、10kgは体重が減りましたが、半年に一度くらいはこんなのが食べたくなるとか。
ま〜人生短くて一度きり、時々は楽しまなきゃと思いますが、私は自分の日本食の方がずっと好きです。
和食が世界最高のダイエット料理です。
日本のみなさんも、日本食中心の食事を楽しんで、元気に長生きしましょうね。