シニア再婚をした後の子供の反応!?リタイア前に私が改めて思った事
日本国民は長生きで、元気なシニアが多い事で、世界でも有名ですね。
子供が成人してから、リタイヤ人生をご夫婦で楽しまれているカップルも多いでしょう。
ですが人生が長くなった現在、子供が大きくなってからの離婚や死別もあり、シングルシニアの数も増えています。
1人でずっとこれから生きていこうか、どうしようか?と考えている方に、実際にシニア再婚した私の意見をお伝えしていきます。
再婚時の思い出
私も、私の夫も再婚です。
どちらとも死別ではなく、離婚歴があります。
私が若い頃、結婚して一人娘をもうけ、娘が3歳の時に夫のギャンブル癖が原因で離婚。
娘を引き取り、私の両親と同居しながら、両親の助けを得て、子育てと仕事の毎日でがむしゃらに生きてきました。
その後は最初の結婚のせいで男性不信に陥っていたので、誰かとお付き合いすることもなく、再婚なんて絶対しない!と決めていました。
私も若かったし、シングルマザーで働きながら一人娘を育てていると、目まぐるしく毎日が過ぎて行きました。
あっという間に娘は成長して、もうそろそろ高校を卒業するなぁという頃、娘がある日私に、
「マミイ、私の事考えて再婚しないんでしょ?長いこと本当にお疲れ様、そして本当にありがとう。これからは自分の幸せを考えてよ。」
と、言ってくれて大泣きしたのを覚えています。
離婚してから何度か再婚のお話しはあったのですが、娘のことが心配でお見合いや、すすめられた男性と逢うことすらお断りしていたのです。
ある年、両親と娘と一緒にハワイに旅行に行った時のこと、テレビのコマーシャルでハワイに日本人女性とアメリカ人男性のための結婚相談所があるのを知りました。
その後は目が覚めたように、自分の夢を追いかけようと行動に移しました。
両親や娘からも後押しされて、その結婚相談所に入会して、お見合いのチャンスを待つようにしたのです。
最初にお見合いした相手の男性は50代後半、私は30代後半で話しがトントンとすすみ、あれよあれよというまに再婚し、ハワイへ引っ越す事になりました。
昔からアメリカ人と結婚するのが夢だったのですが、映画の世界のような話しだと思っていました。
まさかもうすぐ40歳という年で再婚して、それもアメリカに住めるとは思いもしなかったので、まるで夢をみているかのような気持ちでした。
シニア再婚の目的は「生きがい」
夫は60歳近く、私は40歳近くのシニアでも、気持ちは2人とも若い時のまま、再婚した後は新婚さんのように楽しくてワクワクする毎日でした。
いつも手は繋いでいるし、おはようやおやすみのキスは忘れません。
ですが、私たちシニア再婚の場合は、若い頃の結婚とは違います。
結婚相談所で私たち両方が相手に求める条件としてリクエストしたのが、小さい子供がいない事でした。
再婚して新しい家族を増やそうとは、とうてい思っていませんし、再婚した後は、出来るだけ自分たち2人の時間を大切にエンジョイするのが目的です。
夫の子供は1人息子で最初の奥様との間の子供で、遠くに住んでいるので一年に一度も逢わない程度。
もう成人しているし、息子さんにも彼の家庭があって忙しいので、全く私たちの干渉はしてきません。
彼のご両親はずっと前に亡くなっています。
このような事を確認してシニア再婚するのが、とても大事です。
シニア再婚してから、また子育てしたり、相手の年老いた親の面倒はみたくないですよね。
自分も年とっているのですから、自分の幸せのための結婚だと思っています。
体力も若い頃から比べるとなくなってきますし、病気になる回数も増えます。
そのような事を考えると、2人の間にロマンスはありますが、それよりももっとお互いが助け合う生きがいのような存在になっていくと言えるでしょう。
お互いに支え合って杖の代わりになり、残された短い人生を楽しく過ごしていきたいだけなのです。
まとめ
今まで苦労して大変な生活をしてきたというシニアの人が多いのですから、シニア再婚したい人は、安らぎと癒しを相手に求めている場合が多いと思います。
小鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくり2人で歩く毎朝の散歩や、夜ベッドに一緒に入ってからのおしゃべり、そんなスローライフを求めているのが、シニア再婚だと言えるのです。