その行動で亀裂の可能性も!?共働き夫婦がもっておきたい考え方
自分が今共働きになってみて、仕事と家事、そして育児の忙しさと心身の疲れがやっとわかってきました。
著者の夫はアメリカ人なので、家事や育児は当然のようにしてくれます。
このように夫の意識がどのレベルなのかで、幸せな夫婦生活を続けられるかどうかにかかってくるでしょう。
そこでうまく仕事と家事を両立していくコツなどを、アメリカの方法をみながら家事分担の参考にしてみましょう。
共働きによる家事分担は夫婦に大事なコミュニケ―ション!
あなたのご主人は、どれくらい家事を手伝ってくれていますか?
「ゴミ出ししてくれる。」「休みの日に子供と遊んでくれる。」
このくらいでしょうか。
これでは毎日、あなたもたとえパートであれ、仕事をしているのに家事に追われ、休みの日にも自分の時間があるどころか、平日に出来なかった家事を済ませる、という事になっているのではないでしょうか?
それでは身体が疲れるだけではなく、自分がバタバタしている時にテレビを観ていたり、
ゲームをしている夫を見て、イライラがつのってしまうのは当たり前です。
いつかは爆発してしまいますよ。
爆発するならまだ良いとして、もしそれが発散できずにうちにこもり、うつ病とかになってしまったら大変です。
そこでアメリカ人の私の夫や、私のお友達のアメリカ人夫がやっている家事分担方法をご紹介していきます。
・朝の家事分担
朝はとにかく忙しいので、シリアルなど手間のかからない朝ごはんを食べますが、朝食後に私がシャワー後の後片付けをしたり、
仕事の準備をしている間に、夫が皿洗いや子供の学校への送り出しなどをしてくれます。
・夕方の家事分担
夕飯は一緒に作ったり、私が料理した日は夫が皿洗いをし、夫が料理した日は、私が皿洗いをするなどと分担しています。
大体週末に一週間分の作り置きをしておくので、温めるだけだったり、サラダを作るだけだったりなので簡単です。
・育児
子供は、2人の子供だ!という考えが基本に強くあるので、嫌でも夫は育児に協力します。
1日中どちらかができる時に、できる事を子供にはする、という要領でいつも育児には夫も重きを置いてくれています。
・お互い得意な事をする
夫には夫の得意分野、妻には妻の得意分野があるはずです。
お互いに家事のリストを出し合って、どれができる、どれがしたいなど明確に小さい事まで、話し合いましょう。
家事分担できちんと話し合ってお互い納得していれば、あとで離婚の話し合いにならずに済みます。
「男は稼いでナンボ」はもう通用しない!?共働き夫婦のあるべき考え方
昔から言われてきた「夫は働いてお金を稼ぐ人」「妻は家にいて家事と育児をする人」という考えが夫側には、まだはびこってるように思いますね。
妻が日常の疲れを訴えて、家事を手伝ってくれと頼んだとします。
信じられませんが、夫からは「俺くらい稼いでこいよ。そしたら手伝ってやる!」という答えが多いのが事実。
これでは愛情も思いやりも、ありませんね。
ご主人たちには、積極的に育児をするのはもちろん、毎日の家事も出来る事は手つだうのが、幸せな夫婦生活を続ける鍵となります。
食事の準備をして、食べ終えたらシンクまでお皿をさげる、などから始めてみてください。
奥様がお皿を洗ったら、あなたがお皿を拭いてキャビネットに戻すとか、ちょっとずつ家事に慣れていきましょう。
洗濯物があったら、一緒にたとんでタンスに入れる、だけでも助かるのですから。
そして忘れてならないのが、「ありがとう」「お疲れ様」の感謝の言葉です。
毎日仕事と家事、育児に頑張ってくれている奥様に、ありがとうの一言はとても嬉しいものです。
お互いに思いやりを持ち、少々相手のやり方が気に入らなくても、文句を言わない事です。
夫側がせっかく気持ち良く手伝っていても、文句を言われるとやる気なくしますし、
妻側が仕事に家事にバタバタしているのに、つまらない文句を言われるとぶちギレそうになり、何もかも投げ出して逃げたくなります。
まとめ
私の両親も共働きでしたが、あんな昔でも父は毎日家事を手伝っていましたよ。
お皿洗いも、お掃除も、お洗濯も全て手伝っていて、育児は父の方が母よりもやっていたように思います。
このように時代や習慣のせいにする事なく、手伝ってきた男性もいるのですから、
ご主人たちも今一度、奥様の姿に目を向けて、疲れていないか思いやりの気持ちを持ってみてください。
あなたが一生を過ごすと決めた女性なのですから、幸せにしてあげられるのかどうか、あなたの器にかかっているのです。